まさか...だよな?
久しぶりですいません!!
投稿は続けます。
見て頂けらたら幸いです。
はい。状況が予測つきません。
一体なにが起こってるんですか。
これは妹ですか…?幽霊ですか…?天使ですか…?もうこれはキャラの収束が出来てないというより根本的なキャラの設定の問題だ。
「えっと…あなたはどなた?」
「天使です♪」
「なんで来たんですか?」
「あなたがここ数日某ア〇ルトビデオで〇〇行為をしていたことと、よなよな私を想像していたのかめそめそと毎日泣いていた事を報告しにきました♪」
「帰ってくださぁぁぁぁい」
「いやです♪」
俺から下ネタをぶっ込まれる様な作品になったつもりはないぞ。
そして間違えなくこの発言から知遥本人と特定が出来た。
「ねぇ…!!なんで?なんで?お前は死んでまで俺のプライバシーを容赦なく公開してくわけ?こんなんじゃお嫁さんもらえないっ…」
それをみてアイツはにっこり笑って微笑んだ。
「毎日ちゃんと見守ってましたよ。
あなたの部屋の天井から。」
そしてこいつの満面のゲス顔は一生忘れません。
ってゆうか普通死んだ妹と早々話すことじゃないだろ…
「ツッコミたいの山々なんだがなんでお前の姿は天使なの!?てか俺にはなんで見えてるの!?ちょっと説明してくれよぉ…」
「あ、この羽根は通販で買ったコスチュームだよ。」
はぁぁぁぁぁぁ??今の幽霊社会では通販などがあるのか?そんな方たちの生活ってめちゃくちゃ気になるんですけど。
「と、とりあえずお前はなんでここにいるのかだけは知りたい」
そう尋ねると知遥は待ってましたと言わんばかりにセリフを言い出した。
「私は忘れない。あの時の…自分が犯してしまったミスを…」
「ミスってなんだよ…?」
「…」
そんな苦笑しながらこっちを見つめられてもお兄ちゃん困るよ。元だけど。
「てへへ、忘れた。」
「じゃあ帰れ。しっかり成仏してや…」
「まってまって!!
一つだけ言えるのは私を天国送りにしたちんちくりん野郎に一喝いれたいの!!」
話し聞いてて色々ワケありそうだし、会えて嬉しいし、せっかくこうして話せてることだし成仏するつもりは無いけどね。
「ほう、確かにそうすればそのミスも思い出せるかもな。」
ケロッと笑顔になり一言。
「てことで手伝ってくれる?」
「それはなぁ…兄としてそうはしてやりたいがやっぱり警察に任せた方が」
「あ〜あ。手伝ってくれたら学校の事務所の子達と秘密の密会をする方法教えようと思ったのにな〜」
「まずはなにするっ?」
我ながらちょろい奴だ。
〜〜〜〜〜〜
「で、なんで勉強なんだよ。」
「お兄ちゃんには次のテスト学年1位を取ってもらいます。」
なるほど。ここはご都合主義に任せるとするか…
「まさかすっぽかして当日才能開花するだろうとか考えてないでしょうね?」
「はいはい、やればいいんだろ!!やれば!!」
努力するしかないようです。
「まぁ万が一ダメだったら秘策があるから安心してちょーだい」
秘策には自信ありそうだけど一つ言いたいこともあった。
「もうその秘策とやらに賭けるしかないようだな…」
「どーして?」
「テストは明日だあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ありゃぁ…」
~〜〜〜〜〜〜
テスト当日
当たり前のように勉強は学校で予習をして家庭学習はおろそかなまま迎え、当然のように終わらせるつもりだった。
「おっはよ〜、真琴くぅぅん」
「なんだよ。」
こいつの名前は登美 尚弥 (とみ なおや)
最初に説明はした。とにかくめんどい奴だ。
だか最近妹が亡くなってから少し優しくなった気もする。
「色々なことあって辛いだろうけどさ、頑張ってるお前の姿見てたら俺よぉ…」
違う意味でめんどそうなのでそろそろキャラ的に邪魔だろう。
「気にすんな、もう過ぎた話だし俺はもう大丈夫だから」
そう…過ぎた話だ。もうこの話は忘れよう。
「お兄ちゃん!!そろそろテスト始まるよ〜」
コイツが戻って来るまではな。
「なんで付いてきてんだよ!!
というよりなんで憑いてんきてんだよ。」
「それ言われると幽霊になってからのツッコミシリーズ出来そうだからやめて…」
知遥のがっくりした顔を見れたのでこのネタは続けてこうと思います。だってこれくらいしか弄ること無いんだもん、家でだらけてたけど学校じゃ完璧だったの知って…うん。
「それはともかく!!このテストには私の力が必要なのよ〜」
偉そうな顔をしてるけどコイツは俺の一つ年下だし流石に教えることは不可能だろう。
「あ、ちなみに高校生の3年生までの家庭なら大体覚えてるから安心して。」
「ご指導よろしくお願いします。」
「真琴?お前さっきから何1人で喋ってんだ?」
尚弥が話しかけてきて気づいたが、周りを見渡せば完全に視線はこちらに集中している。
「新道くん妹さん亡くなってから変になっちゃったのかな…」
「そっとしといてあげようよ…」
ダメだ…完全に妹がいなくなっておかしくなった異常人格人間通称サイコパスを演じきってしまってる。
「あ、あぁいまちょうど暗記のとこ復習してたからさぁ!!ほんっとここ難しいからつい声に出しちゃって…」
もう全く理由になってねぇぇえぇぇぇ…
「ま、まぁ今日テストだし復習くらい普通だよな!!頑張れよぉ!!」
……これからの学校生活ずっとぼっちなんだろうな。俺。
今後の事を考えてしょげてると横から笑い声が聞こえてきた。
「ぷぷぷぷ…ふぁアハハハっっっっっ!!」
「お前のせいだぞ…とりあえず俺はもう黙るからな」
「だって…お兄ちゃん周りに話す相手いないのにそれで喋ってたの想像するとさぁ…ふふっ。」
後で塩でも撒いて成仏してやる。
そしてチャイムが鳴り先生の話が適当にされ、あれから黙り込み伏せていた俺は気づかないうちに休み時間が終わり一時限目の古典のテストが始まるとこで顔をあげた。
「あ、やっと起きた」
横から宙に浮きつつ、話しかけてきた知遥は幽霊専用の携帯端末のようなもので暇を潰し終えたとこだったらしい。
幽霊とは奥が深い。
「俺は数分前全ての青春を捨てたんだぞ。」
「だいたいお兄ちゃんが静かに話せば良かったんじゃん…」
「聞こえないと思うじゃんかぁ…」
怒りはもちろんあるが冷静にテストの秘策を聞くとした。
「それで、俺はどうすればいい?」
「あぁ、そのままテストを迎えればいいよ。」
だんだん不安になってきたよ。そもそも中間テスト学年1位のチートがいるとはいえ、俺にも1位を取らせることは出来るのか...?
「回答用紙と問題用紙を回してください。」
担当の教員の指示でテストが配られいよいよ目の前できてるのが分かった。
「それでは始め!!」
配り終わるとチャイムと同時にテストが始まった。
「知遥…ほんとに大丈夫か?」
「じゃあ始めようか。私の復讐計画の一歩を」
「何言ってんだよ…ってうあぁ!?」
その瞬間、俺の脳内にまるで知遥の感情が移入するかのような感覚と自分が制御出来なくなるような…とにかく自分が自分じゃなくなる感覚だった。
そして意識も薄れていくようだった。
読んで頂き嬉しい限りです。
次回は更にいい作品を書くように頑張ってみます