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第2話下
「えっ!!ウソでしょう?」
「学校案内にも書いてありましゅよ?」
かばんの奥底を探ると、学校案内が出てきた。
試験祓魔銃によって成績の変動が起こっても、保護者、生徒はなんら異議のないという、
うえで入学する。
あっ本当だ!!
でも俺みたいに、成績の低い奴がすぐ死ぬは当たり前だし
「卒業・・・できるかな?」
「ハイでは、13時20分よりシステムが起動します。」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という電子音の後にアナウンスでこう流れた。
「只今より、幻影学園、悪魔祓いシステム起動致します。5・4・3・2・1
起動」
アナウンスがぷっつりと途切れて、幻影学園での戦争が開幕した。
「木下!!あんたはどっちに行くの?」
「どっちとは?」
「デスマッチか対悪魔かってことよ!!」
「おれは、対悪魔に・・・」
「じゃぁ一緒ね・・・」
「溜息交じりに言うのやめてもらえる?」
「あっ着いた。ココが対悪魔用の校舎旧校舎の半分か」
足を一歩踏み入れるとちょっと汚らしいがまぁきれいな、校舎だった。
それは、メガネを掛けるまでの話だった。