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彼からの電話

滅多に鳴らない携帯に、ドキッとする。

イタズラかな。。

そう思って、ほっとこうかなと思いながら画面を見ると、飲み会で知り合った、年上の彼だった。

そう言えば、酔った勢いで、電話番号を交換したんだっけ。

声をワントーン上げて、電話に出た。

「はい」

「もしもし??なっちゃん、何してるの??」

「え??別に。。」

「今度、飲みに行かない??」

「え??そんな急に。。」

「そんなこと言わないで、楽しいから行こう!」

相変わらず、彼は明るかった。

彼といると、人間嫌いが直るかな。。

私、人と深く関わりたくないと思っていたけど、本当は仲間と言うものに憧れを持っているのかもしれない。

私、人を好きになりたいのかな。。

彼のことは、好きでも嫌いでもなかった。

でも、彼といると、もしかしたら、人生が変わるかもしれないと思った。

うまく説明できないが、そう思った。

私は。

「金曜の夜なら空いてます。」

と言い、電話を切ると、いつも暇なくせに。。と、吹き出してしまった。

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