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自慢の彼女
僕は、クリスマスを好きな女の子と過ごせるのが、嬉しかった。
バーの奴らと居ると、仕事の事を忘れられるし、何より楽しい。
きっと彼女も、楽しんでくれているだろう。
初めて、このバーへ彼女を連れていった時、恥ずかしさもあったが、自慢したいという方が勝っていた。
案の定、皆、鳩が豆鉄砲を食らったかのような、面白い顔をしていたな。。
背も低いし、イケメンでもない、何の取り柄もない僕に、彼女が出来るなんて、思ってもいなかっただろう。
彼女の笑顔が好きだった。
ポジティブで、明るい彼女と、僕は、毎日一緒に居たいと思っている。
今日、この気持ちを、彼女に伝えよう。
鞄には、青い箱の、スワロフスキーが入っている。
後で渡そう。。
彼女は、喜んでくれるだろう。
そんな事を思いながら、彼女の方を見た。
彼女は、無言でうつむいていた。
とても悲しそうで、今にも泣きそうな顔だった。。




