表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/21

不器用な夜

24歳の私は、お酒の飲み方が下手だった。

彼の満タンだったウイスキーが、どんどん減っていく。

1人が好きな私は、カウンターから、奥にある小さなソファーへ移動した。

彼のウイスキーが無くなるのを気にして、自分のボトルを作る事にした。


1人で飲んでいると、ふと、今までの人生を振り返っていた。

人間嫌いになったのは、自衛官の娘だから?

転勤族の子供だったから?

いや、転勤族の子供でも、人を大切に思う人はたくさんいるはず。

私は、何でこんな人間になってしまったのか。

人を自分の都合のいいように使う、汚い人間に。。

涙が出てきた。


うっすらだが、周りから、楽しそうな笑い声が聞こえる。

「なっちゃん!大丈夫か?」

彼らしき声が聞こえた。

フラフラしている私を受け止め、彼は、「もう、帰ろう」と、タクシーを呼んでくれた。


また、恥ずかしい過去を作ってしまった。

呆れたかな。。

嫌われたかな。。

それならそれでいいや。。

人間関係って、長く続かないものなんでしょ。。

タクシーから降りて、夜空を見上げた。

また、1人でいいや。。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ