初恋の人が妹に微笑んでいました
二十歳になってもヴァネッサは婚約者を決めかねていた。理由は初恋の人が忘れられないから――。だからといって告白はできない。もしも気持ちが通じ合ったところでお互い家を継ぐ立場で結婚はできないのだ。せめて彼に恋人か婚約者がいれば、諦めることができたかもしれない。でも彼には浮いた噂一つない。
未練を捨てられないまま過ごすある日、ヴァネッサは街で偶然彼を見かけた。嬉しくなって声をかけようとしたが、彼の隣に女性がいることに気付く。彼とその女性は寄り添い楽しそうに話をしている。ヴァネッサはその姿に衝撃を受け呆然と立ち竦んだ。胸にはじりじりと黒いものが滲んでいく。その女性は明るくて可愛くてみんなから愛される…………自分の妹だったのだ――。(他サイトでも公開しています)
未練を捨てられないまま過ごすある日、ヴァネッサは街で偶然彼を見かけた。嬉しくなって声をかけようとしたが、彼の隣に女性がいることに気付く。彼とその女性は寄り添い楽しそうに話をしている。ヴァネッサはその姿に衝撃を受け呆然と立ち竦んだ。胸にはじりじりと黒いものが滲んでいく。その女性は明るくて可愛くてみんなから愛される…………自分の妹だったのだ――。(他サイトでも公開しています)
1.プロローグ
2024/10/06 07:10
2.婚約者を決められない
2024/10/06 07:10
3.初恋の終わり
2024/10/06 07:10
(改)
4.可愛い妹
2024/10/06 18:11
5.目撃
2024/10/06 18:13
(改)
6.プロポーズ
2024/10/07 15:25
(改)
7.出会い(オーディス)
2024/10/07 20:48
8.一目惚れ(オーディス)
2024/10/08 21:05
(改)
9.意外な訪問者(オーディス)
2024/10/08 22:22
10.未来の義妹からの提案(オーディス)
2024/10/08 23:16
(改)
11.お姉様の独り言(アデラ)
2024/10/09 21:09
(改)
12.お姉様の幸せは私の幸せ(アデラ)
2024/10/10 21:31
13.私の初恋の行方
2024/10/11 17:55
(改)
14.エピローグ
2024/10/11 17:57