44.職務質問常習犯
何! 職務質問常習犯!?
それはどんなヤツだ!
はい。この私のことです。
午前2時の仕事明けに食事を買おうとコンビニに寄ったら、お巡りさんの職務質問に遭いました。
お巡りさんは多分、気遣いをしてくれたのでしょう。
「職務質問は初めてですか?」との言葉。
「いえいえ、しょっちゅうです」
私って何故かよく職務質問されるんです。
以前、スーパーの駐車場にある宝くじ売り場の前で車内で買う数字を考えていたら「車上荒らしじゃないのか!」と職務質問に遭いパトカーに連れ込まれた時にはモメにモメました。
あまりに頭にキたのでその時は警察署に抗議の電話を入れましたけど、まぁ、そんな話はどうでもいいとして……。
今回の職務質問の内容は第2話で書いた内容とほぼ一緒なんですよね。
仕事でバンドテープを切るための超危険な「ハサミ」という刃物と、飲めば血圧が下がってしまう超危険な「降圧剤」というドラッグの話をしました。
「他にも超危険物を隠してるかもしれないからしっかり調べてくださいよ(笑)」
……と言ってるのに
「後部座席を見せてもらえますか?」とか
「トランクの中を見せてください」とか、色々と承諾を求めてくるんです。
一方的に職務質問してきたんだから勝手に調べればいいでしょ!
あまりしつこく承諾を求めるなら「ヤダ!」って答えるよ。そしたらどうするつもりなの?
でもね、実は私にとって職務質問ってのはお巡りさんに色々なことを質問できる良い機会なんです。
私、希有な体験には少々自信アリです。
で、今回は数年前に遭った「当たり屋」のことで質問しました。
いや、当たってないですよ。私がスーパーの駐車場から出ようとした時に目の前で自転車でコケたジィさんがいました。
警察を呼んだところ、「自転車側が目の前の(徐行中の)車の存在に驚いて転倒したならそれは自動車側の責任」とのこと。
このジジィ、いや、ジィさん、最終的に120万円持ち去りました。
何故私がこのジジィ、いや、ジィさんを当たり屋呼ばわりするのかというと、それは、保険会社が全く同じパターンの事故状況でこのジィさん、いや、クソジジィに保険金を幾度も支払っている話を聞いたから。
お巡りさん曰く、
「故意の事故と立証できなければ当たり屋と断定することはできない」とのこと。
でもね、私は思うんです。
当たり屋常習犯は絶対に悪人ですよ。
何故かお巡りさんの寄ってくる職務質問常習犯の私はきっと超極悪人なんでしょうけどね。
「当たり屋」の件については第25話の〝あとがき〟に大まかな話の成り行きが書いてあります。
m(_ _)m




