パトリックとスーザンと神獣達
いつも1500文字迄で切りの良い所で終わらせているのです。
短過ぎなのか?丁度良いのか?
ご意見頂けたら嬉しいです。
マーリンがエリザベスを結界に押し込んで居る時、スーザンと神馬クレメスは、色欲のアスモテウス二世(魔王軍序列7位)と闘っていた。
「燃え上がり、吹き飛べー」
ピュー、ピュー、ピューーーーー ドドドゴオー
『ヒヒューン、3本矢全て命中よー』
「ん、凄い」
「あっ、マーリン、魔人って硬すぎ!」
ヒヒュー、ビリビリビリー
ギャャャーーー
クレメスが得意の雷をアスモテウス目がけて放つ
「私のドレスがああああ、酷いのじゃ。はぁ、はぁ」
「ん、煩い!」
マーリンは、魔女のタロットを展開して、
「切り裂け! タロットの【風刃】
ヒヒューン、ビリビリビリー
ギヤヤヤャャャー
「やったああー! 凄いよ、マーリンもクレメスも!」
「あと、アーサスとパトリック、クリューサスも」
『クリューサスは、心配要らないわ』
「心配なのは、パトリックだよー」
「ん、大丈夫。アーサスが行った」
クレメスは、マーリンとスーザンを乗せて飛び、地上の魔物目掛けて雷を落とし、スーザンは、3本同時に矢を射抜いて次々に魔物を狩って行った。マーリンは、サラマンダーを呼び出し業火の如く魔物を焼き尽くした。
アーサスは、パトリックとクリューサスの所に行き援護しようとしたら、
『アーサス、手出しは、無用」
「おうおう、俺の獲物だあああー!」
ヒューン、ヒューン
パコパコパコパコ、パコーーン
パトリックは、2本の魔槍を暴食のベルゼブブに投げ、その背後からクリューサスが胸から生えている短目の足でベルゼブブを蹴り続け最後に蹴り上げた。1本の槍が腕に刺さりもう一本の槍も逃げるベルゼブブを追い掛けて背中から胸に付き刺した。
ドタッ!
「グググッ、これまでか… 」
「この槍は、毒蛇から造られているんだ。刺さったら最後死ぬだけなんだよ」
『頭蓋骨も割れとるわ! ヒヒューン』
パトリックとクリューサスがベルゼブブ(魔王軍序列6位)を殺した頃には、もう殆どの魔物は討伐されていた。
「アーサス、大丈夫?」
「マーリンこそ、怪我は無いかい」
「うん、無い」
マーリンもアーサスも元の人間に戻っており、『獣王は、強欲のマモンとの戦いで負傷した為、既に城の方に向かっていた』と側近のムスカが教えてくれたのでアーサス達もエルフの里に戻る事にした。
アーサスとマーリンがクレメスに乗り、パトリックとスーザンがクリューサスに乗って走り出したが、パトリックとクリューサスがまだ戦い足りないのか魔物を見つけるとわざわざ狩に行くので、かなり遠回りをしてしまい近くの街で一晩過ごす事になった。
「此処は、良い街ね」
「ん、屋台も 良い匂い」
「あはは、マーリンはお腹が空いたんだね」
「あっ、あっちのサラダ美味しそう」
「ん、肉が良い」
「じゃ、食べたらギルドで落ち合おう」
「おう」
「神獣達にも草を食べさせておくわね」
「ん、宜しく」
パトリック達と別れアーサスは、マーリンの好きな串焼き、鳥の唐揚げと野菜の炒め物を買い広場のベンチに座り食べていたら、
「ん、忘れてた」
「どうしたんだい?」
「エリザをシキュエルの結界の中に入れた」
「えっ? 生きてるのか?」
「ん、分からない」
「ブッ、マーリン、どうする?」
「食べてから、考える」
「あはは、エリザベスには、もう少し待ていてもらおう」
アーサスは、美味しそうに食べるマーリンを見て
今日も何事も無く終わった事を心の中で喜んでいた。
アーサス君のは、何時も優しいですね。
僕の育て方が良いっす。
ウチも育てんの手伝ったんやけど。
あらあら、ふふふ。
今のは?
誰っすか?




