第一話 始まりはあの日の屋上から……
思いつきで書いてしまいました!まだまだ、拙いでしょうが良ければ読んで下さい!
#星の丘学園にて#
澄み切った青空の下、学校の屋上でそんな天気に似合わない顔でため息を吐くも者がいた。
「はぁ…またか」
なぜ、僕がため息を吐いているかと言うとそれは、簡単なことである。
「ヤバイな〜、また単位がキリギリだ。これじゃあ次のテストで赤点取ったら終わりだな……。」
そう、高校生…学生の悩みのよくあるやつだ。まともな単位が彼は取れておらず、次のテストでもし赤点を取ればもう一度2年生をやり直さなくてはならないという理由があるのだ。
そして僕には実はもう一つ理由が有ったりする。
「江野君、どうしたの?」
「うわぁ!?真幌さん!?」
この人は僕の幼馴染と言っても過言では無い間柄だ。なぜそんな言い方なのかというと、自分は特に目立つ人でも無いため今までクラスや学年が同じでも立っている場所が違いすぎて認識されていなかったためだ。(気づいてるのは多分彼だけ)
彼女は、学校では知らない人はいないと言える程のかなりの有名人なのだ。
なぜ、そんな彼女が僕の存在に気が付いたのかと言うと。ある日、駅の近くで散歩をしていると彼女が少し強引なナンパをされているのを見た僕は、そいつから彼女を助けたのだ。(スイマセン少し盛りました。)
まぁ、実を言うと僕はそいつから見えない角の位置に行き、そっから当たっても大丈夫な小石を投げる、というのをいたるところで繰り返しただけである。
それから、切れかけたそいつの近くに平然と出ていき石を投げてた人があっちの方に逃げましたよと嘘を言い追っ払うというものだった。(実に矮小な男である)だが、意外にもそれに彼女は気づいてそれから色々喋っていき仲良くなったのだ。
最初は僕も喜んでいたものの、学校で話しかけられる度周りの男子から殺されそうな視線を浴びるため、今では皆がいる所では話しかけなくなったのだ。
「あ!もしかして、また単位がキリギリなの?」
彼女の問いに僕は目を反らしつつ
「そんなわけないじゃないですか〜、ははっ…あははぁっ……」
「ジト〜……絶対嘘でしょ。」
「嘘じゃ無いって!」
必死に嘘を突き通そうとするも、
「嘘だよ。だって、江野君嘘付くときいっつも目が右上に視線が行くんだもん。」
「え、嘘。向いてた!?」
「嘘だよ〜ん。引っかかったね?江野君。」
「嵌められた!?」
彼女は、普段は優しいものの嘘を付いた時や悪いことをしてしまったとき途端に意地悪になってくるのだ。まぁ、そこが可愛いところでもあるのだが。
「勉強、分からないなら私が教えてあげるよ?」
「いや、でも。真幌さん色んなとこの部活の助っ人でいそがしいでしょ?悪いよ手伝わせたら。」
「いいんだって、私と江野君の仲でしょ?」
「あ、ありがとう……。」
真幌さんと一緒に勉強が出来るなんて夢みたいだ!
「あ、そだ今年の夏休みは鈴さんが学年の皆誘ってもう海に行く計画立ててたよ?」
「スゲえ〜な〜。やっぱりお嬢様って言葉、鈴の為にあるんだろ」
「そんなこと、目の前で言ったらまたイジられちゃうよ?」
鈴こと凛道鈴は、簡単に言うとかなりのお嬢様だ。学校に登校する時はリムジンで来るし、学校にも彼女専用部屋があるくらいだ。でも、周りを馬鹿にする事は決して無くそれに加えてとても優しいのだ。その事から彼女も真帆さんと同じく学校で凄まじく人気で有名である。なぜ、僕がそんな彼女を名前で読んでいるかは、また今度にしよう。
「そっかぁ、海か〜。どうしようかな〜」
「え!江野君行かないの?」
「う〜ん、まだ悩んでるとこかな〜」
実際、海で彼女の水着姿を見たくない訳ではないのだかいかんせん乗り気になれないのだ。
「そうなんだ。……江野君行かないなら私も止めようかな……(ボソッ)」
「え?」
「あっ。な、なんでもないの。」
これはイケない。楽しみにしている彼女が、行かなければきっと後悔してしまうだろう。ここは人肌脱がなくては
「よし!僕も海いくよ!」
「ホントに!?やったぁー!」
「楽しみ〜。それじゃあ勉強頑張らなくちゃね!」
そんな事を言いながら教室に入って言った瞬間、
「「え?」」
突然目の前が光で覆われて見えくなった……。
#星の丘学園(数時間後)#
学園の前では、たくさんの人で混みあっていた。
学園の前のパン屋の人や、近所のオバさん方、そして、救急車…警察までもが…。
そんなことになっている理由は目の前にある。
そう、そこに…あるはずのものが無いのだ……。
そこに存在していたはずの"学園"がまるで何かに飲み込まれたかのように学園があった場所は地面にポッカリと大穴を開けて消えていた…………。




