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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

真白と灰

作者:大関
「レント、君が好きだ」

それはあまりに唐突で、あまりに早かった。

「お前、正気か?」

あの日、俺はそう返すことで精一杯だった。

だけど、今は、どうだ。

好きだ。

もどかしく、むず痒くなるほど好きだ。

今、彼が目の前で微笑んだ。

鼓動が早くなっている。

うるさい

止まってほしい

見ていたくない

もう目を逸らせばいい

でも逸らせない

吸い込まれていくようだ

認めてしまえばいい

だが心はそうさせようとはしてくれない

手が伸びてくる。

頬に

俺はその手を振り払った。

「気色悪い」

口先はひどい嘘をついた。
~Pr~
2018/04/11 18:34
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