第11話 寝床確保
ただでさえ短いのに、キリがついたとこまでにしたら余計短く。
ブックマーク感謝です。
(最悪居室を1つ解放すれば、寝るとこ位なんとかなるだろ)
そんな事を呟きながら、寝床を探すため俺は上層へ上がる。
階段を上がりきると、廊下に出た。
左(船首側)の突当りは展望デッキ(MP3)か……後だな。
右舷は船首側からリビング(MP3)、脱衣所(MP1)。
左舷は船首側からミニキッチン(MP1)、階段(解放済み)、トイレ(MP1)、寝室(MP3)。
寝室は見つかったがMPが足りない。
となると、居室を1つ解放するか操縦席で寝るか。
あと廊下の長さが中層よりずっと短いな。
脱衣所もあるし、もしかして風呂があるのか?
風呂(推定)や厨房まであるし、ちょっとしたホテル並みだな。
食料さえ何とかなれば、一生飛空艇で暮らせるだろう。
(その前に食い物を何とかしないと)
今度は下層を探索する。
降りた先は広めの倉庫のようだ。
上層中層に比べると若干天井が高い。
実際階段も外壁側へ下っていく途中で折れ、5段ほど船尾側に曲がっていた。
そして船首側にカーゴルーム(MP4)が右舷側に倉庫・小(MP2)、シャワールーム(MP1)、金庫室(MP1)。
船尾側に機関部(解放済み)がある。
これらは後回しだな。
せいぜいカーゴルームを解放して、そっちから降りられるようになるかの確認が必要なぐらいか。
『MP1を消費し「区画:居室203」を解放しますか?MP2/10』YES。
なんとなく真ん中の203を解放した。
住んでたアパートが203号室だったってのもある。
押し戸を開け中に入ると、そこそこ広い部屋だった。
前に泊まったビジネスホテル位か?
ベッドとカラーボックス、あと机と椅子が付いている。
てっきり家具の類は自分で調達か? と思ってたからこれはラッキーだ。
いろいろあり過ぎて、いい加減疲れたので寝る。
天井は見ない。
なぜならあのセリフを言いたいからだ。
18/01/05
諸々修正。




