おまけ
かなり短いので、おまけです。
その夜、ソフィアはユキとともに、ゲインに紹介された宿の一室にいた。
「ねえ、一つ、話しておかなきゃいけないことがあるの」
「ん?なになに?」
結局、ソフィアはユキに、異世界から来たことを話した。
信頼できる人物が一人でもいれば後が楽だし、この世界の常識を知る必要もあったからだ。
「えーー!!ほんとうに!?フィアちゃんって勇者だったの!?」
「あー、うん。大体合ってる」
実際は、兵士を飛び越えて逃げてきたので勇者とは呼べないのだが。そう考えたソフィアだが、口には出さなかった。
「えーと、それよりも、ユキの方がいろいろとおかしいと思うんだけれど」
「へ?なんで?」
「……。まず、勇者である私とステータスやスキルが並んでることがおかしい」
結局、ソフィアは自分が元男であったことは話さなかった。
いつか話す時が来るかもしれないなと考えはしたが、妙な警戒をしてほしくなかったのだ。
今は、外見に引っ張られたのか、一人称から行動までほとんどが少女に傾いている。
美少女になったり隣に美少女がいたりしても、あれやこれやなことを起こそうという気持ちさえもないのだ。
しかし、それをユキが正しく認識してくれるかは別である。
こうして、ソフィアは転生して初めての夜、彼女は信頼した少女と共に眠ることになる。
次はいよいよ……!!
ちなみに、あれ、これって空気違いすぎじゃねみたいな感じです。




