練習開始
えーさっそく小説見てもらって感動です、これからもよろしくです♪
ちなみに作者の私もソフトテニス部です
「全員集合!」
部長である新野の声が掛かる
「みんな、分かってると思うが2週間後に関東大会がある、それに向けて3日後にレギュラー戦を行う、それに向けて準備を完璧にしとくように、いいな」
はい、と各々から大きな声が聞こえる
「それと、蒼園、ちょっと来い」
突然名前を呼ばれ驚く
(やば…また怒られんのかな……)
解散したあと蒼園は新野の元へ
「あぁ、お前もレギュラー戦に参加してもらおうと思ってな」
想像とは違う言葉に驚いた
「え…俺が……ですか?」
「そうだ、2年生12人、3年生8人、そして1年生のお前、計21にんだ、異論あるか?」
「いえ、ありません」
こうして、蒼園のレギュラー決定戦参加が決まったのであった
練習は地獄そのものだった
4:00~7:30まで練習なのだが、そのひとつひとつの内容が濃くてそして多いのだ
「1年は走り込みだ!」
1年生は2時間の間無限外周という半殺人的な事を言われた
そして走ってる最中にも物語は進む
「はぁ、はぁ、ねぇ君、さっき試合してたよね」
短い髪の黒髪の少年が蒼園にはなしかける
「あぁ、そだよ」
その少年が息を切らしながら走るのに対して蒼園はひとつも乱していない
「めっちゃかっこよかった。僕テニス始めてだからどんなのかと思ったけど、面白いね」
「いや、お前打ってないのに楽しいって変だな…」
「あははは、そうかな…あ!僕、柊 順平よろしく♪」
「順平ね、俺は蒼園 風太よろしく」
ふたりがそんな会話をしていると
「おい、蒼園!!」
後ろから知らない男が声をかけてくる
「だ、誰だお前 」
「誰って同じクラスの竜野 峻だ!同じクラスのやつに話しかけずになぜ違うクラスのやつから話してんだよ!!普通そこは同じクラスから輪を広げてけよ!」
「ご、ごめんね竜野くん、僕が話しかけたんだよ」
いや、なんで順平が謝ってんだよ…
それにこいつ…よく喋るなあ
「初めて知った、よろしくね峻くん」
蒼園が棒読みで心を一切込めずにいう
「んなー!てめー蒼園わざとだろ!!順平のことはそんなにかたっくるしく呼んでなかったぞー!!」
「じゃあ俺にランニング勝てたらいいよ」
蒼園が勝負を持ちかける
「いいぜ!!」
ふたりの勝負は当たり前だが2時間に及んだ
「はぁ……はぁ、まさか最後までついてくるなんてやるじゃん」
蒼園が関心をする
昔から基礎体力は無駄なく鍛えてきた蒼園のペースに2時間ついてきたのだ、立派なもんだろう
「ぜぇ…ぜぇ…ったりめーだ!」
そのついてきた本人の峻は疲れて声を出すのが精一杯だった
「もーふたりとも早いよー」
すぐに順平もゴールする
(あれ…てかこいつもそこそこついてきた…しかも峻ほど息が乱れてない)
「1年は2、3年の練習の球拾いだ!!蒼園はコートに入って練習に混ざれ!」
蒼園がいくと後衛練習をしているとこだった
「蒼園、お前、前衛と後衛どっちだ」
「うーん、両方ですけど、後衛のがいいです」
その言い方に少し新野は疑問を持ったが気にせずに後衛練習に混ぜる
「お、来たか期待の新人君」
「あ、どうも」
「おぉ、俺は3年の草野 真也、見たとおり後衛だ、よろしくな」
見たとおりっていうのは後衛練習に参加をしてるからということだろう
「そして俺がこのテニス部のスーパーエースこと3年杉内 凛だよ」
「いや、それはない」
数人から声が上がる
「は!?じゃあこの練習で決めよーぜ!!」
「上等だ!」
何故かそんなことで始まった後衛練習におけるエース決め
ルールは簡単だった
1人3球で打っているのだがその内初めにカゴに当てた人間の勝ちという勝負だ
「ふふふ、まずは蒼園!いけー!1年だからって遠慮はいらない!全力でやれ」
蒼園は心底困っていた
(いや、当たっちゃうよ)
蒼園のテニスはコントロールタイプである、その為コントロールは人一倍自信がある
「蒼園〜当てなかったら走らせんぞ〜」
浜野が後ろからさらに声をかける
「ふぅ…仕方ないなぁ」
パコーン
「…え」
周りの人間が驚く
「はい、終わりですか?」
一発で当ててしまい、微妙な空気のままエース決めは終わるのであった
練習が終わって帰ろうとしていた
「あ、風太〜♪」
後ろからやってきたのは茶髪のロングヘアの可愛らしい女の子だった
「げ……美侑…」
「なんだなんだ〜蒼園の彼女かー!?」
柊が驚いた顔をして、竜野がバカにした
「ば、ばか!ちげーよ、幼馴染みの工藤 美侑」
「どうも、うちの風太がお世話になってまーす♪」
「黙れお前は」
「えーなんでさー」
運動できてさらにこんな可愛い子が幼馴染みなんて
竜野と影で見ていた浜野はこの時蒼園に殺意を覚えたのであった
「てか、お前、部活は?」
蒼園が工藤に聞いた
「え?だからソフトテニス部っていったじゃーん」
「まじかよ…」
次の日から浜野の蒼園に対する球の勢いが強かったとか強くなかったとか……
蒼園「今日は浜野先輩ですね」
浜野「あーぁ、いいよなー蒼園はー」
竜野「ですよねー」
蒼園「え!?え?!なにがですかー!」
浜野&竜野「けっ」
名前:浜野祐一
性別:男
身長:183cm
体重:75kg
好きな食べ物:コッペパン、ハンバーグ
嫌いなもの:リア充(羨ましいだけ)
能力:・ブラストボム
バック限定のショットだが、そのスピードは蒼園が反応できない
浜野「羨ましくねーし!」
蒼園「第一俺はリア充じゃ…」
柊「次回もお楽しみにー!」