実家に帰宅
透希:(久々の実家、久々に会う家族、久々に入る部屋)
小雪:おーい
透希:なにー?
小雪:宿題 終わった?
透希:全部 終わったぜ
小雪:ちょっと手伝ってくれない?
透希:あのですね、あなたとオレじゃ学力が違うから無理だよ。オレは学力が低い高校の生徒なんだから
小雪:そうだよなー、自分でやるか
透希:あたりまえだ。あっ、紅麻兄はまたデートか?
小雪:うん、朝から出て行ったよ
透希:兄ちゃんの彼女ってどんな人かなー?気になる
小雪:高校の同級生だってさ
透希:そうなんだー、じゃあ同じ歳なんだ
小雪:最近は彼女さんとばっかりで、あんまり家にいないんだよ。私、自分が一人っ子になった気分よ
透希:一人っ子か、いいんじゃないの?
午後3時
透希:腹 減った。さっき食べたばかりだけど
玉子丼を作ることにした
透希:焼き加減は、半熟で
小雪:あー、紅麻兄ちゃんの玉子丼?
透希:そうそう、これ何回 食べても飽きないから
小雪:紅麻丼
透希:ははは、紅麻丼って
完成し、いただく
透希:うまーわ
小雪:私にも少しちょうだい
夜になった
透希:紅麻兄ちゃんまだ帰ってこないの?
莉詁:まだ来ないねー
透希:つまんない
夜11時
紅麻:あぁー、疲れた、寝ようかな?
透希:兄ちゃんおかえりー
紅麻:おう透希、久々だな
透希:ずっと待ってたんだぜ
紅麻:マジかよ、すまねーな
兄としゃべる
紅麻:どうだよ、高校は
透希:今 夏休みだけど
紅麻:あ、そうか。じゃあ容伽たちとは楽しくやってる?
透希:うん、すごく楽しいよ。でも容伽兄の彼女の由子さんがね、すごい母親みたいな人でさ、たまに怒られる
紅麻:ははっ、そうなんだ。
透希:紅麻兄の彼女さんってどんな人?
紅麻:どんな?まぁ、高校の時の同級生なんだけどさ、その頃から仲良くて。それで最近 再会して、付き合ってんだよ
透希:へー、いいねー。いつか紅麻兄ちゃんの彼女も見てみたいな
紅麻:機会があったらな
気づいたら夜中1時を過ぎてた
透希:寝よう