同棲してた
金曜日。
透希:明日は休みだ
飢真:休みはどこか行くのか?
透希:行かないけど
花音:僕もスケジュール無し
支伸:・・・
透希:(ここは、オレが誘うべきか?)明日4人でどっか行かないか?
飢真:どっか?
透希:オレ、夜菜の街を知らないからさ、ちょっと行ってみたいんだ
飢真:じゃあ明日 行こうぜ、いいよな?
花音:いいよ
支伸:うん
透希:本当に?じゃあ、明日の何時にしようかな?
電車の時刻表を見る
透希:叉路芽から10時7分の電車に乗って来るから、10時半くらいに夜菜駅で待ち合わせで。
明日の計画はOK。
帰り。容伽の家に行っていいか確認を取る。OKと返事が来て、先に家に入ってて良いとのこと
透希:入ってて良いっつっても、鍵 開いてないだろ
そう思いながら容伽の家へ行き、ドアを開けた。
透希:開いてるっ、兄ちゃん鍵 閉めろよ。戸締まりしないとダメだよ
玄関には、靴が。容伽はまだいないはずなのに何故 靴があるのか?
透希:・・・ん?タバコのにおいがする。誰かおるぜ
そこにいたのは
由子:よう、おかえりなさい
透希:彼女さんっ?何でいるんすか?
由子は、つい最近 容伽と同棲し始めたそうだ
由子:今日 泊まってくの?
透希:はい。明日 夜菜へ行くので、今日 世話になります。
由子:そうか、容伽もうすぐで帰ってくるから待ってて
透希:(兄ちゃんが来るまで彼女さんと二人きりかよ)
由子:透希くん、今日の夜ご飯カレー作ったんだけどさ、カレー好き?
透希:はい、好きですよ。
由子:よかった、嫌いって言ったらどうしようかと思っちゃった
透希:由子さんって、料理 得意なんですか?
由子:料理は、まぁ好きな方かな?そんなに上手くできないけど
話していたら容伽が帰宅
容伽:おう、帰ったぞ
由子:メシ食うか?
容伽:うん
夜ご飯
透希:由子さん、うまいっすよ
由子:マジ?嬉し
容伽:由子のメシうまいんだよ
由子:あれ、透希くんは明日 帰るの?
透希:そうですね、明日 帰ります
容伽:もう少しオレの家にいたければ泊まってもいいけどな
由子:うん、私もOKよ
透希:いやいや迷惑かかるし、オレがいちゃ二人に悪いよ。
容伽:オレらは全然かまわないぞ
由子:ずっといてくれてもいいよ
透希:本当ですか?じゃあ来たくなったら来ます
由子:私はいつも家にいるから
容伽:ゆぅ、とーきに連絡先 教えてやって
由子:そうだね。透希、携帯 出して
透希:はい
由子の携帯番号とアドレスを登録した。
由子:こっちの部屋 好きに使ったら?
透希:ありがとうございます
由子:あっ、布団がないよね?
透希:寝る時はリビングで寝ますので、じゅうたんもあるし
由子:えー、いいの?よぅー
容伽:あ?
透希:(由子さんって母親みたいな人だな)
由子:とーき、この布団 使いな
透希:い、いいですよ、そんな悪いですって
容伽:使っていいよ、オレと由子は一緒の布団で寝るから
由子:だから使って、ね?
透希:すみません、じゃあ使わせていただく
寝床 完成。その後 風呂に入り、もらった布団で寝る。
明日が楽しみだ