寝込み
透希です、登校中
紡季:おはよー
透希:おはよう
夏綺:あれ、小雪ちゃんは?
透希:熱 出したのでお休みです。
今日は姉がお休み。
紡季:大丈夫なの?
透希:大丈夫だと思うよ
水川:昨日 学校いたよな?
透希:おう、いたよ
松永:心配だねー
そのころ3年生は
夏綺:小雪ちゃんがいないと寂しいな
昼休み
夏綺:・・・
小雪を心配する夏綺のとこへ、小雪にラブレターを書いた横山がやってきた。
横山:あ、あのー
夏綺:ん?どうしたの横山くん
横山:今日、内木さんいないの?
夏綺:いないの、体調くずしちゃって
横山:えっ
夏綺:昨日は元気だったのに。
横山:そうなんだ…
放課後
水川:帰ろうぜー
紡季:行こ行こ
横山:内木くん
透希:あ?はい
横山に呼び止められた透希。横山は透希に、手紙を渡すのでした
横山:これ内木さんに、小雪さんに渡してくれない?
透希:分かりました。
松永:何それ
透希:知らない
水川:ラブレターか?
透希:ないない、小雪に惚れる人はいないから
水川:開けてみたら?
透希:アホ、姉ちゃんのなんだから勝手に開けれるかっ。開けたらオレが姉ちゃんに叱られるだろうが
中身は何だろうか?
帰宅
小雪はまだ部屋で寝ているとのこと
透希:これ姉ちゃんにだって
莉詁:ふーん、置いとけばいいよ
兄が帰宅
容伽:何だこれ?
透希:姉ちゃんに渡してってもらった
容伽:へー
ちょうど姉が部屋へ入って来た
小雪:んー、えらっ
容伽:あっ、小雪、とーきが手紙 預かってきたって
小雪:んー
開けると
小雪:あー、横山くんからだ
読み終わると
小雪:(心配して手紙くれるなんて、本気で私のことを思ってくれてるんだな)
次の日の朝
小雪:おはよう
夏綺:おはよう、もう大丈夫なの?
小雪:うん、大丈夫。あっ、横山くんいるかな?
夏綺:いるんじゃない?手紙のこと?
小雪:うん、いい文だったから
夏綺:マージで?
探しにいくと
小雪:あっ、横山くん
横山:小雪さん、もう大丈夫なの?
小雪:おかげさまで。手紙ありがとうね
横山:い、いや、そんな
小雪:でも、べつに好きになったわけじゃないからね。
横山:あぁ、やっぱり。
小雪:まあ、気持ちは嬉しいから、ありがとう
横山:あっ、うん、お大事にー
小雪:治ったってば
横山:ごめん