受験の日
ついに来た受験。受験札を試験官に渡し、席に着く。
小論文の下書き用紙と、清書用紙が配られた。
制限時間は1時間。慌てず書こう。
早速 下書き用紙に書いていった。この日のために作った文、今 書く時。
きれいに、 練習したまま書く。
無事に書けた。残り時間20分。
透希:(あっ、これ下書き用紙だった。)
40分かけて書いたのはいいが、下書きだった。慌てて清書した。
何とか制限時間内に清書できた。次は面接。
練習した通り、少し緊張したが何とかできた。
あとは、結果を待つだけ
結果 発表
村上:透希おめでとう
合格したそうだ
透希:ありがとうございます。
だが、まだ安心はできない。最後の試験を終えねばならない。
容伽:そうか、叉路芽 合格したか。
透希:ああ。
容伽:よし、じゃあ来いっ
タイマン開始
透希:(オレは今までに、いろんなやつと喧嘩し、いろんな戦い方を知った。)
容伽の方へ一直線に走り、殴りかかる
容伽はそれをかわす。
透希:ここで田島の戦法。胸ぐらをつかみ、左下から相手のあごに頭突きっ
ガツッ
容伽:うっ
透希:矢山の戦法。相手をにらみ、脅しながら自分を強く見せ、清水の戦法。相手の患部を増やす
容伽は透希の攻撃をガードする
透希:防御には、湯沢の戦法。ペイント
左手で殴りかけた瞬間に右手で相手の胸を思いきり攻撃
容伽:あぁっぐ
透希は、容伽の胸や横腹に蹴りを入れた
その直後、透希は容伽からの拳をくらった
透希:石川のように、自分の体に自信を持ち、大橋のように、相手を支配する心。そして小暮の戦法。相手の患部を容赦なく攻撃する悪魔のような拳
容伽:ぐあっ、ああ
嵐のような打撃をくらわせた後、容伽も凄まじい攻撃で透希を襲った
透希:ぐ、ぐぐ。デンカの戦法、打撃を受けた分だけ闘志を燃やし、豹呀のように真っすぐ相手から目を反らさない。うぉーっ
バゴッ、ドガッ、ドゴッ
透希:ぐあっ、ああ
容伽が最後の力を振り絞るように、魂を込めて透希に攻撃した
容伽:ぐ、はぁはぁ
透希:諒の戦法、相手が誰であろうと逃げず戦う。紡季くんと舜くんのように、頼れる仲間を信じること。そしてそれを力と化し、全力で戦い抜くっ、これはオレ自信の戦法だーっ
仲間の大いなる力を両手に込め、容伽に拳をくらわせる。
容伽:うぉっ、がはっ
透希:はぁ
タイマン終了。最終試験の結果は?
容伽:合格だ、叉路芽 行ってこい
透希:あぁ、うんっ。
これで、透希の高校入試は終了。合格おめでとう




