暖房器具がない
すっかり寒くなった。
透希:寒い寒い寒い
透希は、寒いのが大の苦手
透希:寒いのキライだ、夏 戻って来い
小雪:とーき、そんなに寒い?
透希:寒いよ、オレが寒がりってことは姉ちゃんもよく知ってるだろ?
小雪:よーく知ってるよ。じゃあアイスクリーム食べようか
透希:いらんいらん、死んでまうわ。寒いのどうにかならんのか?
小雪:しかたないでしょ、ストーブが壊れちゃったんだから。
そう、内木家のストーブは故障中。今、父と母が買いに行ってます
小雪:電気じゅうたんが付いてるから、それで我慢してなさい
透希:肩や背中や顔が寒い
小雪:ワガママだなお前は、こたつにもぐってれば?
透希:そうしよ。あっ、言っとくけど姉ちゃん
小雪:あ?
透希:絶対に屁すんなよ?
小雪:しねーよバカっ
透希:それなら良いけど
ごそごそ中へ入って行った
透希:温かー
そのまま30分が経ち、両親 帰宅
牙獅:よし、付けよう
ストーブが付き、部屋が温まった
莉詁:とーき、出てきなさい
透希:いいよ、もう少し
小雪:早く出ないと
容伽:あれ、ストーブが新しくなってる
紅麻:本当だ
兄2人がこたつに入る
透希:痛い、いたた
紅麻:何だ?
容伽:とーきかよ
小雪:だから早く出ろって言ったのに
透希:蹴られたし