友からのアドバイス
透希は、強くなるにはどうしたら良いかかんがえてた。
透希:喧嘩を売られたら必ず買う、勝つ。
それだけではないはずだ。
透希:自分から喧嘩を売り、勝ち、相手に自分の名を覚えさせる。
まだあるはず
透希:頼れる仲間を探す。協力して敵を倒す。仲間が困った時には助ける。仲間、手下は責任持って自分が守る。
他には何があるかな?
透希:喧嘩が強いだけじゃダメだな。今よりも器のデカイ男にならないと。
考えた後、庭にある木にマットを巻き付けトレーニング
透希:ラァーーッ
ひたすらマットに攻撃するが、動かない物が相手では何か物足りない。電話をすることに
水川:もしもし
透希:諒、ちょっと手合わせを願いたい
諒が学ランで家に来た
水川:待たせたな
透希:学ラン着てきたのか?
水川:学ラン着ないと気合いが入らなくてな
透希:なるほど。じゃあオレも着てくる
短ランとボンタンに着替えた
水川:よーし喧嘩すっか
透希:おっしゃー来い
水川:お前が来い
透希:なっ、分かったよ行ってやるよっ
ドゴッ
水川:痛っ、てめぇコラァ
お互いに殴り合い、蹴り合い、本当に喧嘩が始まった
透希:ぐっ、ふぅ
水川:はぁ、あぁ
透希:(容伽兄と比べたら、まだ戦いやすいな)
水川:うぉー
透希:ぐっ(防いだが)うはっ
ここで休戦
水川:透希は良い拳 持ってるぜ、拳だけじゃなく、覚悟も。
透希:そうかなー?
水川:そうやって自分の力を疑うな、自分の力を信じれば強くなるんだからな。お前は強いよ。その強さで仲間を作ったろ
透希:あっ、諒。
水川:舜と紡季も、オレもお前のこと頼りにしてるしな
透希:そうか、オレは自分に自信がなかったんだ
水川:そうそう、自分の力に自信が無いやつには、喧嘩する意味は無い
透希:どうしても勝てない相手には、どうしたら良い?
水川:そしたら、そいつに着いて行けば?着いて行って、強くなるためにはどうしたらいいかを見つけるんだよ。自分で考えて分からない時は、そいつに聞いて自分を成長させるんだ
透希:なるほど
水川:どうするかは、おめぇ次第だがよ。オレはそうすれば良いと思う
透希:そうか、分かった
水川:じゃあオレ帰るわ
透希:おう、ありがとうな。
透希は、何かしら答えを見つけたようだ
透希:まずは少しずつ力をつけていこう。一気に容伽兄に近づこうとすることないんだ。自信を持って行こう