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卒業 祝いでドッキリ




容伽兄、小雪姉の卒業 祝いに寿司を食べます


透希:うわっ、一人14貫のパック


小雪:結構あるよ


透希:ほんじゃ、食べよう


いつものようにマグロから。ん?味が変


容伽:とーきどうした?


紅麻:何だー?


透希:かっ、辛いっ。何これ


小雪:あっははははは、ワサビ大量に塗っといたのー


容伽:はははは、これマジでやばいぞ


透希:痛い痛い、目が鼻がっ


紅麻:泣いてね?


目と鼻を刺激されて涙が出る


透希:ふざけんなよー、小雪がやったのか?


小雪:うん、私


透希:もうバカじゃねーのお前、ひどいし


他の寿司は仕掛け無し。


小雪:とーきは絶対 最初にマグロ食べるから、見事に一発で決まったね


容伽:味覚は大丈夫かー?


透希:何とか


これは、仕返しをせねば


透希:紅麻兄ちゃん、何か方法ないかな?


紅麻:オレはそういうの考えれないからさ、容伽に聞きな


容伽兄に相談


透希:何か無い?


容伽:えーと、じゃあ小雪が風呂 入ってる時に、脱衣場 行ってバスタオルをかっさらったら?


説明しよー


1、小雪が風呂に入る

2、着替えなどの中からバスタオルを抜き取る

3、風呂から出た小雪は、体が拭けなくて困る


容伽:どう?


透希:いいねー、やるよ


仕返しの時


小雪:風呂 入ろう


小雪が着替えとバスタオルを持って風呂場へ向かった。服を脱ぎ、風呂に行ったのを見計らい透希が脱衣場へ。


透希:よーしバスタオルOK


後は小雪が困るのを待つだけ。


だが、なかなか風呂から出てこない


透希:眠くなってきた、歯みがきして寝よう


目をうつろにしながら、洗面所へ向かう


小雪:あれー?


小雪がバスタオルを探してる


透希:あー、見ちゃったごめん


小雪:いいけどさー、バスタオル忘れちゃったみたい。取ってきてくれない?


透希:あーいよ


眠いと思いながらバスタオルを取りに行く


小雪:ありがとう助かった


透希:いいよー


歯みがき終わり、布団へGo。あることに気づいた


透希:失敗しちゃった


容伽:バーカ、バスタオルが無くて困る姿を見たくてやったんだろ?持ってきてどうすんだよ?


透希:忘れてたのー


容伽:眠気に負けたか


それにしても、もっと他にアイディア無かったのか?



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