テストが始まる
明日から期末テストが始まる。今日はテスト前日。
透希:ぐー
莉詁:こらー、とーき起きなさいよ
透希:もう
ダラダラと起きた
莉詁:もうって、こっちが言いたいよ。テストが始まるっていうのにトロトロしてっ
透希:(関係なくねーか?本当にうるせーやっちゃのー。)
莉詁:早くしたくしなさい
透希:(やるっつーの、黙っといてくんねーかな?)
莉詁:今日もご飯 食べる時間 無いじゃん、もう早く学校 行きなさいっ
透希:(メシなんていっつも食ってねーだろーが、言われなくても学校 行くっての。
)
母の前では無言だが、心の中ではボロクソに言ってます。
透希:(腹立つなー、もうウザウザ。怒りの嵐だったな、危険日か?)
小雪:おう
透希:よう
小雪:今日もご飯なし?
透希:当然。朝飯より睡眠の方が大事だから、飯 食ってる暇なんてねーさ。
小雪:マジか
透希:あー、イヤ
小雪:テスト?
透希:違う、さっき母さんにいろいろ言われて腹立ってんだよっ。あーもうっ
オレは、電柱にカバンを叩きつけた
小雪:こらこら
学校に到着。
水川:音楽のテストとかいらなくね?音楽学校 行くわけじゃないし
紡季:いらないよね
松永:前はどんな問題が出たか忘れちゃったし
透希:なー、テストの話しやめようぜ
水川:えー、今はテストの話しをする空気じゃん?
透希:テストのことなんて興味ないもん
水川:じゃあお前はずっと黙ってていいよ
透希:おう
昼休み
水川:さて、寝転んで教科書でも読むか
松永:そうだねー
紡季:英語にしよ
透希:オレはやらねーから
水川:勉強のことになると付き合い悪いよなー、いいよお前は何もしなくて。
透希:そのつもり
一人で校舎を歩く。
透希:(お金 落ちてないかなー?)
落ちてなかった。
昼休み終わり
透希:次は体育で、6時間目は音楽か
水川:よかったな、次は書く授業じゃなくて
透希:けど眠いんだけど
眠気を持ちながらも、何とか1日 乗り切った。
帰宅
透希:仕方ねー、母さんに言われる前に勉強しよう
床の上にノートをひろげ、勉強
透希:まあ、大丈夫だろ。
めざせ1教科50点。50もあれば上出来だ。