実家にあった
透希:兄ちゃん、今日は亜輝さんとデート行かないの?
紅麻:行かない、いつもかもデートするわけじゃないから
透希:そうなんだ
紅麻:妹の翼ちゃんと仲いいんだってな?
透希:仲いいよ。叉路芽にいた時は学校の行き帰り一緒だったし、弁当も一緒に食べてるし。クラスが別々なのが残念だ
紅麻:ふーん、そうか
透希:翼の家にもよく行ったよ、ゲームをやりに
紅麻:ゲーム?何の?
透希:ゲームドゥのスラッシュブラザーズDX
紅麻:ゲームドゥのスラブラかよ
透希:それをやりに翼のとこ行ってたようなものだから
紅麻:何だ、家にあるのに
透希:えっ、スラブラが?
紅麻:オレの部屋に来いよ
紅麻兄ちゃんの部屋に行き、箱からゲームドゥを出す
透希:おおー、本当にあった
紅麻:久々にやるか
起動
透希:ロアにしよう
紅麻:じゃあオレはプルンでいいか
透希:おお、プルンでオレに勝てるかな?
紅麻:どうだろ?
戦闘開始
紅麻:あー、久々だから操作 忘れてるぜ
透希:よーし勝てるかも
紅麻:とーき、Bボタンの溜め斬りやって
透希:えっ、いいの?
キンッシュオーーーー、バーンッ
ロア〈おわぁっ
透希:あれ、ロアが飛んでった
紅麻:カウンターだ
透希:あ?そんな技があるの?
紅麻:知らない?↓Bでカウンターができるんだよ
2回戦目
透希:次は、フィリックスだ
紅麻:じゃあオレは
透希:メルスかーい
戦闘開始
紅麻:お前、遠くから撃ってんじゃねぇ
透希:やめてほしけりゃ止めてみろ
紅麻:よーし
メルス〈ふんっ、はっ、とりゃっ
透希:あっ、ヤダ
紅麻:かかってこいよ
透希:えっ、やめとく
紅麻:じゃあコンピューター倒したらお前を殺害する
透希:コンピューターを応援しよ
紅麻:ちっ、なにーっ?待っとけよコラ
あっという間にコンピューターを倒し
透希:あー、来たっ
紅麻:逃げんじゃねーよ
透希:来ない方がいいぜ
紅麻:ふっ、そこにセンサー爆弾があることは知ってるぞ
透希:なにっ、策を破られた
紅麻:アホめ
透希:だが負けん
フィリックス〈ていっ
メルス〈見切った
透希:カウンターすんなよ
紅麻:おかしいだろ
透希:勝てねーじゃん
紅麻:じゃ、こっち来て
メルス〈はっ
スタスタ
バーンッ
フィリックス〈ぐあっ、うわっー
透希:あー、てめぇ、ふざけんなよ
紅麻:ははは、オレもセンサー爆弾を仕掛けてたんだよ
透希:このやろー、ストックがあと1じゃん
紅麻:やられたくなければ家 帰ってお母さんのおっぱいでも吸ってろ
透希:オレの家はここだー、そして うちの母さんおっぱい出ぇへんやろ
紅麻:はっはは、確かに
透希:もうチチ空になってんじゃない?
紅麻:空っぽ?ははは、やべー、おかしい
透希:お兄が言い始めたんだろ?めっちゃ笑ってるし、キモッ
紅麻:何がキモいんじゃ?ボケェ
透希:母さんの乳が空とか何とかで笑ってるから
紅麻:空乳はお前が言ったんだろ
メルス〈とりゃっ
フィリックス〈うっ
透希:母さんのチチは空っぽーってな
紅麻:デカイ声で言うなバカタレ
部屋のふすまがゆっくり開いた
莉詁:ちょっとー?さっきから母さんの乳が何だって?
透希:お兄が言ってた
紅麻:ちゃうちゃう
莉詁:いやらしいっ、バカ息子ども
紅麻:あぁ?オレもっ?
透希:も?って何だよ、オレは関係ないぞ
フィリックス〈ぐぐぐ、ファイアーっ
紅麻:いやいや、おめぇが話しを発展させたんだぞ?
透希:知るかっ、言い出しっぺは あなただぞ。まさかそういう趣味があったとは
紅麻:死ねよ、バカじゃねぇのか?
パチンッ
紅麻は、透希のひざを思いきり叩いた
透希:いーてぇ
紅麻:もうゲームやってあげないぞ?
メルス〈ふんっ、せいっ、いやっ、たぁーっ
透希:あー、やだやだ ごめん
フィリックス〈うわっーっ
紅麻:まだまだオレには勝てねぇな
透希:くーっ
紅麻は、また弟とゲームができて楽しく思うのだった