第5話 修学旅行準備
もうすぐ、私たちの学校に修学旅行という一大イベントが訪れる。私たちの学校は、3年間の中で一度しか宿泊学習がない学校。 だからクラスのみんなは頭の中がパリピーポーしてる。
「ヤッフー。修学旅行だ〜。京都行って、八ツ橋食べて、色々文化的な建物?とか見ちゃうやつ?でもやっぱり結局は食べ物がいいよね〜」
ま、まぁ私も楽しみにしてるんだけどね。
なんか、時々視界の中に入る冬香くんが寂しそうに見える。少し心配になってしまう。それは「好き」という感情なのだろうか?恋愛漫画でしか感じたことのない「好き」は現実であると余計難しいものである。この年までロクな恋愛も「好き」と言う感情もなかったのは、私だけな気がする。 少し、「好き」なのかもと冬香くんのことを私は思っていたのにいま私は、全然冬香くんのことを知らない。そんなものが「好き」と言う感情になるのかな? 本当に「好き」と言う気持ち本当に難しい。あ〜もう分かんないよ。
「まーちゃんどーした?難しい顔して」
とぽんが私の顔を覗きながら言う。
「ぽんは親切なんだかどうだかよくわからないよ」
「いや、ぽんは正真正銘のいじりやでしょ」
と隣に座っている名取柑菜(かんちゃん)がぽんをいじる。
「いやーやはりかんちゃんには勝てませんな。」
とぽんも負けずと柑菜をいじる。
「私のために争わないで!!」
とクラス一の陽キャ女子。 百瀬杏奈が話に割り込みしてくる。私の修学旅行の班は、すごい特殊な人たちが多い、学級長(メガネ君)とぽん、柑菜、杏奈、私、陽キャ男子たち。と言う面白い班になっていて修学旅行が楽しみではあるけど、ぽんや柑菜や杏奈この3人組が全然男子たちに喋らせる暇もなく喋り続けるおかげで、男子たちの声がほんとんど聞こえないと言うか喋れていない。
「は、班での回り方について話すんですよ?」
と少しメガネ君が突っかかりながら言う。
「さすがは、学級長」
と今までぽんたちのせい?おかげで喋れていなかった男子たちが学級長を褒め称える。そのあとペチャクチャと長〜く考えた結果、結局
「やっぱ金閣寺ピカピカでカッコ良さそうだよね〜」
と言う結果になったと言うことをぽんが発表してみんなが頷いている。
「いやー今までの話はどこいった?というかみんな馬鹿すぎない?」
と私は突っ込むが、いやー金閣寺はかっこいいだろ!とぽんとか男子たちで騒いでる。そしてメガネくんが一人何か言いたげにしている。
「それじゃー今日はここまで。挨拶よろしく〜」
と先生が言う。
「これで社会の授業を終わりますありがとうございました。」
と係が言って授業が終わった。
私たちは銀閣寺方面だった




