第2話
放課後。部活が終わりいつものようにぽんと帰ろうと、体育館で待ち合わせをしているのだがふと、体育館にいる彼(冬香)のことが気になってしまう。冬香くんは、いつも通り最後まで部活に残り一人でシュート練習をしている。かっこいいな〜 と純粋に思ってしまう。
「何にニヤケてんの?まーちゃん。あーそういうことですか。うん、まーちゃんにもついに白馬の王子さまがきたわけですか」
と後ろから何やらニヤケながらぽんが駆け寄ってくる。
「ま、まぁと言うか白馬の王子様の登場はもっと先の予定だけど…」
と私はごまかしながら言う。
「いやー。まーちゃんは私の十倍くらい時間がかかりそうかな。」
とぽんが私をからかう。
「いや、なんで130歳くらいになんないと白馬の王子様きてくれない話になってるんだよー。」
とぽんを叩く
「だから、非リア充なんだよ!」
「あ、真理さんと歩さん。さようなら」
と冬香君が爽やかスマイルをかましながら、体育館から出てくる。ぽんのやつ多分こ
れを待っていたに違いない。にくい女め。
「バイバーイ」
「さようなら〜」
とぽんと私は冬香君に手を振り、帰り始める。
「ぽん。今さっきのわざとでしょ。ま、まだ私別に、好きじゃないからね」
と私はごまかした顔をしながら言う。
「ふ〜ん。まーちゃんがその気なら全力で守護するけど?」
とぽんが、私の周りを回りながらからかう。
「守護?と言うか、なんて言うかね。ちょ、ちょ、ちょ〜っと気になってるだけだから…」
と私が少しほっぺを膨らませながら言う。
「いやーまーちゃんマジめに面白いね」
「ぽ、ぽんだってこのままゴールインできるとは限らないんだからね」
「ま、まぁ。まーちゃんのいってることはご、ごもっともではありますけれど、私の場合は天才だから」
少し形成が逆になったかと思い、少し調子に乗っていたらまたぽんのペースに持っていかれる。
「自分で天才って言っちゃうの?」
「まぁ。しょうがないかな。 私。天才だから」
「まぁ私も最強だから」
と言う二人のからかい合いができる毎日が続けばいいなと心のどこかで思う私だった。




