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第二話 曇星隊

 しばらく歩いて数十分、まだ誰にも会わず能力も見ることもできずに歩くことしかできなかった。何処からか声が聞こえてきた。耳をすまして見ると、

「ーーー!」

何を言っているのかはわからなかったが俺は、すぐさま声が聞こえる方角へ進んだ。足跡は少しずつ大きくなっていき、木の隙間から見えたものはとても理解が追いつかないものだった。右腕と左目が損傷した男が木に縛られている。今にでも死にそうな目をしていた。するとその男をこのような目にしたのだと思われる盗賊のようなものはこちらをみて、

「君は初めましての人だね?僕は天衝煌覇教(てんしょうこうはきょう)の曇星隊のヘイズ・ヴェイルと申します。突然だけどなんで君はここにいるの?」

答える間も無く、あたり一面が霧で覆われて何も見れなくなった。その瞬間ヘイズはナイフで切り掛かってきた。『鑑定!』と、唱えてみるとヘイズの頭にはステータスが出てきた。その中にはスキル『霧隠』と言うものだった。戦う術を持たない俺は縛られた男を鑑定してからナイフらしきものを奪い、グザッ...初めて人を殺した。すると天の声が、

「スキル『滅神継承(めっしんけいしょう)』を手に入れました。」

と聞こえた。詳しく見ると殺すと相手の技を吸収できるらしい。

「あのーそろそろ良いでしょうか?でもすごいですよね!逝かせてあげるなんて、まだ生きてたのに!!」

うるさい、黙れ、そう思った俺はこいつを殺す準備はできた。こんな俺でも殺せるのだからもう何も怖くない。さぁ楽しもう!



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