「あっ!おまえもそれ買ったのかよ!」と、5歳くらいの男の子に言われてちょっと嬉しかった話
いつも有難うございます
よろしくお願いします。
旦那さんと買い物に行き、お昼ご飯をどうするかとなった。
雲の流れによってパラリと雨が降ってきたりする天気であるが、気温はそれほど高くないので、スーパーでお弁当を買って外のテーブルで食べる事に決めた。
テーブルは6人くらいが余裕で座れる感じで、椅子はベンチになっている。
1人しか座っていない席の端っこに座らせてもらう事にした。
後から来た旦那さん。
向かい合って座ると思っていたら、並んで座ってきたのでちょっと驚いて笑ってしまった。
座っていたその1人が席を立ちいなくなると、向かいの3人分くらい空いたところに「ここいいですか?」と、祖母、母親と5歳くらいの男児が来た。
もちろん「どうぞ〜」とシェア。
男児がぽんと自分の水筒を置き、一応席取りを先にしてからお弁当を買いに行くのだけれど、その間席が取られてしまわないか、誰か待っていた方がいいかどうするか相談している。
母親が男児に「待ってる?席…ここにいる?」とか言っていたので、私は男児が置いた、戦闘ライダー?なんか激しそうな水筒を指差して「これあるから席は大丈夫ですよ〜」と言って、席の心配はしないでいいよって伝える。
母親は「すみません、ありがとうございます」と言い、ぺこぺこしながらお店の中に入って行った。
親子が買い物している間に旦那さんはお弁当を食べ終わり、ゆっくり食べていた私はまだ少し残っているお弁当をもぐもぐしていた。
すると、買い物を終えた男児が元気よく戻ってきて一言。
「あ!おまえもコレ買ったのかよ!」と言って笑ってる。
あとで食べようと思った「エアリアル」
「うん。これ好きだから」と答えると「俺も買ったぜ!」と嬉しそう。
母親が慌てて「お前とか言わないの!すみません」って。
「だって俺も買ったじゃん!」自分が選んだお菓子と、私のお菓子が同じだったと主張するも「違う。ママがコレ見て食べたくなっちゃったからママが買ったの!」
と、私の「エアリアル」を見て食べたくなった事を自白する母親。
すると男児は、今度は私のお弁当を覗き込み「お前まだ食ってんのかよ!おっせーな!」と言う。
ええっ!笑
「いいじゃん!ゆっくり食べさせてよ」
笑ってしまった。
それでもまだまだ急かす男児。
「早く食えよ〜」
オラオラ男児を拒否する私。
「やだよ。ゆっくり食べさせて」
男児のはっちゃけに慌てた母親がぺこぺこしながら別の席を探し初める。
ちょうど食べ終えたので「大丈夫ですよ、もう行くのでどうぞゆっくりして下さい」と伝え席を立つ。
「いいですか?すみませんうるさくて」とぺこぺこしてた。
大丈夫、大丈夫。
可愛いかったし、凄く面白かったよ。
男児もにこにこと嬉しそうで可愛かったのと、母親もきちんとしていたのでこちらも笑って応えることが出来ました。
母親が当然のような態度で、何も言わないようでしたら。
私の対応もまた違ったと思います。
そうだったらどうしたか?
たぶん…
鬼の様な顔でお弁当の残りを食べ、絶対にその場を離れず…わざとお茶をこぼしてみたりとか…自慢するようにエアリアルを目の前で食べてみたりとか…
拙い文章、最後までお読み下さりありがとうございました。