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復習できる失敗は復習しよう


 飲食店にとって日曜日は休みじゃない。

 休日の人達が外食を楽しむために店へやって来る、大事な書き入れ時。

 そのため今日も朝から仕込みをする。

 鶏モモ肉を切り分け、これを醤油や酒やニンニクやその他諸々を父さんが調合して作った中華桐谷特製の調味液に漬ける。


「父さん、唐揚げ用の鶏肉の仕込み終わったよ」


 調味液に漬けた肉を冷蔵庫に入れて、仕込みの完了を伝える。


「なら次はエビの殻剥きとワタ取りを頼む」

「分かった」


 父さんからの指示に従って冷蔵庫から殻付きのエビを取り出し、手の温度でエビが傷まないように手早く殻を剥いて串で背ワタを取っていく。

 仕込みを終えたエビの身は冷蔵庫に戻し、殻はエビチリとかエビチャーハンで油にエビの風味をつけるのに使うからこれも冷蔵庫へ入れ、ワタだけは捨てておく。


「エビが済んだか? だったら米を炊いといてくれ」

「了解」


 今度は祖父ちゃんの指示で米を炊く準備をする。

 そんな感じで仕込みを整えて迎えた昼営業は、今日も繁盛してる。

 家族連れ、友人での集まり、一人客、そして常連と日曜の昼間から酒を飲む酔っ払い共。

 そうしたお客達で店内は賑わい、母さんと祖母ちゃんと瑞穂さんがホールで、祖父ちゃんと父さんと俺は厨房で忙しく働く。


「ちょっとあんたら、日曜の昼間なんだからあんまり飲むんじゃないよ」


 昼間から飲んでる酔っ払い共に、父さんが作ったかに玉を出しながら祖母ちゃんが声を掛けてる。


「固いこと言うなよ、大女将」

「そうそう。明日からまた仕事だから、昼のうちに飲んで夜は飲まないようにするんだよ」


 とか言いながら、平日の夜も飲みに来るくせに。

 周りに迷惑を掛けないからいいけど、迷惑を掛けたら祖父ちゃんがお玉片手に叩き出すぞ。

 そう思いつつ、注文の入った回鍋肉を仕上げて皿へ盛る。


「四番卓の回鍋肉上がったよ」

「はーい」

「斗真、手が空いたなら二番カウンターの唐揚げ頼む」

「分かった」


 返事をした瑞穂さんが回鍋肉を運ぶのを見送り、祖父ちゃんの指示で唐揚げを作る準備をする。

 唐揚げといえば、早紀は課題を終わらせたんだろうか。

 スマホには特に連絡は入ってなかったけど、向こうはどうなってるんだ?

 気になるけど今は料理優先だ。

 調味液に浸け込んで下味を付け、汁気を切っておいた鶏モモ肉。

 これに小麦粉を薄めに纏わせ、熱した油で揚げる。

 そうして衣が揚がって肉にも火が通ったら、油から上げて残った油を切ったら唐揚げの完成。

 下味として中華桐谷特製の調味液に漬け込んだから、そのまま食べても美味い人気商品だ。


「失礼します。唐揚げお待たせしました」

「どうも」


 注文したお客はカウンター席だから、厨房からそのまま唐揚げを出す。

 軽く会釈したのは素っ気ない感じの一人客の男性だけど、ビール片手に唐揚げを食べると凄く美味そうな表情をした。

 言葉に出さなくとも、その表情で感想は伝わった。


「斗真、次は木須肉ムースーロー頼む」

「分かった」


 ナス味噌炒めを作ってる祖父ちゃんから次の指示が飛んだ。

 木須肉ムースーローということは、豚肉とキクラゲと卵だな。

 まだまだ昼営業は続くんだし、集中と気持ちを切らさずにやるぞ。

 気合いを入れ直して昼営業中の調理をこなして、お客が少なくなった14時前に厨房から上がる。

 さて、今日は俺が賄い当番だから今のうちに作らないと。

 仕込みの時に出た鶏肉の切れ端、昨日の残り物のタマネギと卵、それと中華スープと白米を使わせてもらって賄いを作る。

 今日の賄いはたまに日替わりで出してる中華風親子丼。

 作り方はそう難しくなく、定食に付けてる中華スープへ隠し味程度に砂糖を加えて鶏肉とタマネギを煮て、卵とじにして丼に盛った白米の上に乗せる。

 日替わりでは結構人気な品で、特に肉体労働者から人気を博してる。


「できたよ」

「おう」

「悪いね、斗真」


 自分の分だけでなく、一緒に上がった祖父ちゃんと祖母ちゃんの分も出す。

 祖母ちゃんは美味しいって言ってくれたけど、重要なのは祖父ちゃんからの評価だ。

 さあ、どうかな。


「肉と卵の火の通し具合、それと砂糖の塩梅は良い。だが、汁気が多いな。底に汁が溜まって下の方の米がそれをたっぷり吸って、だいぶ柔らかい上に味が濃くなってるぞ」


 くそっ、また上手くいかなかったか。

 前回は鶏肉と卵の火の通し具合と砂糖の量を指摘されたから、そこに気を遣いすぎたか。


「何か言いたい事はあるか?」

「無い。スープの量を見誤った俺のミスだ」

「それが分かってるならいいんだ。料理を出した以上はどんな理由があろうと、料理人は言い訳できねぇ。不味いのも変なのが入ってるのも、全部ひっくるめて料理人の責任だぞ」

「はい」


 まだまだ未熟ってことか。

 自分の至らなさを実感しつつ、約束の時間に間に合うため親子丼を掻っ込む。

 あっ、本当に底の方に汁が溜まって祖父ちゃんの言った通りになってる。

 精進しなくちゃと思いつつ食事を続け、後片付けは祖母ちゃんがするって言ってくれたから、お言葉に甘えて片づけを任せて自室へ向かう。

 パパッとログインのための準備を整え、ヘッドディスプレイをかぶってベッドに寝転んでログイン開始。

 意識が沈み込む感覚の後、視界が暗転してゲームの世界へ向かう。



 *****



 視界が晴れて立ってる場所は、昨日ログアウトした公園。

 周りに他のプレイヤーはおらず、ダルク達もまだ来てない。

 いるのはボールを蹴り合う程度のサッカーをしてるNPCの子供達だけど、その中にマッシュやフライドのような知った顔はない。

 そうだ、子供といえばイクトはどこだ?

 まだダルク達がいないから、ひとまずステータス画面を開いてみようとしたら目の前にホログラム状の卵が現れた。


「なんだこれ。って、うおぉぉっ!?」


 触れてみようとしたら卵が割れてイクトが登場。

 しかも眠ってる状態で空中に現れたから、当然の如く落下する。

 咄嗟に両腕を出し、抱きかかえるようにしてキャッチ成功。

 良かったと言いたいところだけど、そもそもなんで寝てるんだよ。

 こういう仕様なのか、それともログアウトした時に寝てたからなのか。

 どっちにしても危ないところだった。


「んん……。おはよ、ますたぁ」


 目を擦りながら目覚めたイクトが、今の出来事を知らずに笑顔で挨拶してくる。

 知らぬが仏とは、よく言ったものだ。


「ああ、おはよう」


 返事をして下ろしてやったイクトは、大きく両腕を広げて体を伸ばした。

 ただそれだけなのに、触覚とカチューシャに付いてるレッサーパンダ耳が楽しそうに揺れてる。

 どこが楽しいのかと思っていると、少し離れた位置にダルク達が現れた。


「あら、もう来てたのね」

「お待たせ」


 ログインしてきたってことは、ダルクは無事に課題を済ませたんだな。


「成し遂げた。僕は成し遂げたよ、トーマ」


 そのダルクが感動した様子で力説してるけど、課題を終わらせたぐらいで大袈裟なんだよ。


「あらあら、課題を終えたぐらいで大袈裟ね」


 代弁ありがとう、カグラ。

 で、今日はこれからどうするんだ?


「さあさあさあ! お待ちかねのお疲れさま会とイクト君の歓迎会するよ!」


 課題を終えてハイテンションになってるダルクが真っ先にそれを提案した。

 でも、そう簡単に開けるはずがない。


「何言ってるの。まずは同じサーバーでお世話になった人達へ連絡して、開催日を調整してからよ」


 そうそう、メェナの言う通りだ。

 俺達だけで開くならいいけど、皆も一緒にって計画だからまずは連絡だ。


「ますたぁ、かんげーかいってなに?」

「イクトが来てくれたことを、お祝いすることだよ」

「おいわい⁉ おいしいの、たべれる⁉」


 大事なのはそこなのか。

 だけど事実なことは事実だし、キラキラした目を向けられて触覚とレッサーパンダ耳をピョコピョコ動かされたら、冗談でも否定しようなんて思えない。


「食べれるぞ。存分に腕を振るってやる」

「やった!」


 両手を挙げて喜ばれたら張り切らないわけにはいかない。

 とりあえずアイテムボックスにあるザワークラウトを出すとして、他は何を作るかな。


「ちょっとトーマ。親子のふれあいしてないで連絡してよ」

「はいよ。ていうか、誰が親子だ」

「トーマとイクト君」


 分かっちゃいるけど、真顔でそうもズバッと言うかダルクよ。

 俺達は主人とテイムモンスターであって、親子じゃない。

 とはいえイクトに対して息子可愛いと思ったことがあるのも事実だから、呆れた表情を向けるだけにとどめて連絡を取る。

 あの時にフレンド登録した料理プレイヤー達は、ログインしてない二人以外とは連絡が取れた。

 さらにポッコロとゆーららんとも連絡を取り、二人とパーティーを組んで参加してたルフフン達とも連絡を取ってくれるように頼み、塾長達やギョギョ丸達と連絡を取ってるダルク達と日時を調整。

 その結果、ちょっと慌ただしいけど開催は今夜の19時、場所はファーストタウンの冒険者ギルド二階にある大会議室で開催することが決まった。

 あいにく最前線に戻っている塾長達は、強力なモンスターを攻略予定のため不参加とのこと。

 だけど薬吉とギョギョ丸と赤巻布青巻布黄巻布は、喜んで参加してくれるそうだ。


「ということはポッコロとゆーららん、二人とパーティーを組んでたルフフン達四人、ギョギョ丸達三人、それと料理プレイヤー八人が参加だね」


 ダルクが言ったメンバーに俺達も加えれば、合計二十三人。

 料理は参加する料理プレイヤーが持って来てくれるし、俺も出すから大丈夫だろう。

 現実では15時でも、ゲーム内ではまだ10時だから料理を作る余裕はある。

 さすがに言い出しっぺが何もしない上に、仲間以外には自分の食わせないなんて主張をするつもりは無い。

 それに、あのイベントを一緒に過ごした人達とその件で集まるんだから、料理ぐらい出してやるさ。


「じゃあ、それまではどうする?」

「ギルドで依頼受ける?」

「豚肉か鶏肉かオーク肉でも狩りに行く?」

「レベル上げする?」


 ダルク達が話してる間、暇だからアイテムボックス内の食材を確認しておく。

 ああそうだ、ピクルスで空いた熟成瓶でオーク肉を熟成させる以外にも、サンの実の果汁と卵でマヨネーズ作りもあった。

 今夜予定があるなら、チェーンクエストの続きやハチミツの入手は明日以降だな。

 あとはシープンの子供達へトマトクリームスープを持って行く約束もしたけど、作るのはともかく持って行くのは明日以降だな。

 やりたいことは多々あるけど、まずやるべきことは決まってる。


「俺は作業館で料理作っとく」

「「「「お願い!」」」」


 今現在アイテムボックスにあってすぐに食べられる物は、パンのストックとザワークラウトしかない。

 他には麺と刻み麺、酢のような状態になったサンの実の果汁、そして諸々の食材や調味料。

 この後の昼飯と、今夜のお疲れさま会兼イクトの歓迎会で出す料理を作るため、作業館に行かなきゃ話にならない。

 材料はたっぷりあるし、イクト用の食器は最初の頃に買った予備があるから料理ギルドは行かなくていいな。


「じゃ、何かあったら連絡くれ」

「りょーかい!」


 ダルクの返事を聞いて作業館へ向かおうとしたら、イクトに手を繋がれた。


「どこいくの?」


 おっとそうだな、イクトを置いて行くわけにはいかないよな。


「飯を作りに行くから、一緒に行こう」

「めし? ごはん! いく! いくといく! いこ!」


 単語を連発しながら笑顔を輝かせて手をぐいぐい引っ張る様子に苦笑しつつ、一緒に作業館へ向かう。

 途中ですれ違うプレイヤー達から驚いた表情や温かい目を向けられたけど、気にしない。

 その状態で作業館に着いたらパパッと手続きをして作業場へ向かう。


「おい、あいつって――」

「連れてる子って、掲示板にあった――」

「久々に見れる――」


 借りた作業台の前に立ち、非表示にしてたバンダナと前掛けを表示させて道具と材料を用意する。


「ますたぁ、よくみえない」


 背の足りないイクトが作業台の淵に手を置き、ぴょんぴょん跳ねてる。

 えっと、椅子でも用意してそれに乗せようかな。


「ちわっ! ちょっといいっすか」

「うん?」


 声を掛けられて振り向くと、両手で踏み台を持ったチャラそうな青年のプレイヤーがいた。


「これ、使うといいっすよ。その子みたいに背が低いプレイヤー向けに用意されてる、踏み台っす」


 そう言って置かれた踏み台にジャンプして乗ったイクトは、作業台の上を見渡して満面の笑みを浮かべる。


「よくみえる! おにいちゃん、ありがと!」


 おっ、偉いな。

 ちゃんとお礼言えるなんて。


「悪いな、ありがとう」

「気にしなくていいっすよ。んじゃ、自分は作業に戻るっす。あっ、踏み台はあっちの方に戻せば大丈夫っすよ」


 青年プレイヤーが指差した方を見ると、隅の方に似たような踏み台がいくつか置いてあった。


「分かった、感謝する」

「いえいえっすよー」


 手を振りながら去った青年プレイヤーは、離れた場所にある作業台で何かの皮を加工しだしだ。

 チャラい見た目だけど、良い人だったな。


「ますたぁ、はやくごはんつくって!」


 おっとそうだな。

 んじゃ、さっさと準備を整えて調理開始だ。

 道具と調味料と食材を作業台に並べ、熟成肉を作るためオークのロース肉を熟成瓶に入れておく。

 これをアイテムボックスへ戻したら、ダルク達の昼飯作りに取り掛かる。

 まずは鍋に水を張ってコンロの火にかけたら、ポッコロとゆーららんに栽培してもらったシイタケを取り出し、石突きを取って傘と茎をスライスして乾燥スキルで干しシイタケに。

 これを鍋で煮て出汁を取ってる間に刻み麺を六人分用意し、少量の油を敷いたフライパンで一人分を炒める。


「ジャー、ジャー、ジャジャー♪」


 出ました、イクトの調理音そのままの微妙な歌。

 だけど本人は上機嫌だから何も言わず、炒めた一人前の刻み麺を皿へ盛って冷めないようアイテムボックスへ。


「刻み麺でチャーハン――」

「具材が無い――」

「味付けもしてない――」


 干しシイタケの出汁の様子を見つつ、六人分の刻み麺を炒めてアイテムボックスへ入れたら、今度は鶏のモモ肉と卵とタマネギを取り出す。

 モモ肉は一口大に切ってタマネギはスライス、そして卵は溶き卵にする。

 ここで小皿に出汁を取って味見……よし、良い味が出てる。


「あー。いくとも、いくとものむ」


 横から両手を伸ばしておねだりするイクトのため、小皿に出汁を注いで息を吹きかけて冷ましたら飲ませてやる。


「わっ、おいし」


 干しシイタケで取った出汁の味が分かるとは、見どころが有るじゃないか。

 さて、鍋の火を止めて調理を続けよう。

 出汁と鶏肉と卵、タマネギに炒めた刻み麺。

 こいつで親子丼もどきを作って、ダルク達の昼飯を作りつつ賄いで祖父ちゃんに指摘された点を復習する。

 平鍋代わりのフライパンを火に掛け、適量の出汁とシイタケを一緒に注いで鶏のモモ肉とタマネギを煮込む。

 肉とタマネギに火が通ってきたら、塩と砂糖で味付けして溶き卵を回しかける。


「卵とじ――」

「さっきの刻み麺――」

「親子丼――」


 祖父ちゃんに指摘されたミスにだけ気が向いて他のミスをしないよう、注意しながら調理を進めていき、頃合いを見計らってアイテムボックスから炒めた刻み麺を取り出す。

 そしてその刻み麺へ、鶏肉の卵とじを乗せて親子丼の完成だ。

 丼じゃなくて、皿だけど。




 刻み麺の親子飯風 調理者:プレイヤー・トーマ

 レア度:2 品質:7 完成度:92

 効果:満腹度回復30%

    HP最大量+20【2時間】 腕力+2【2時間】

 シイタケ出汁で鶏肉を煮込んで卵でとじ、炒めた刻み麺へ乗せた

 鶏肉も卵もタマネギもいいですが、シイタケも陰の引き立て役

 米じゃないし丼じゃないので、親子飯風です




 丼じゃなくて皿なのと、米じゃなくて刻み麺なのが名称に影響してるけど肝心なのは味だ。


「イクト、半分ずつ味見しような」

「うん!」


 もう一枚皿を出し、半分をそっちへ盛って味見する。


「おいしい!」


 スプーンを片手に満面の笑みで反応してくれたイクトには悪いけど、こっちはこっちで味と状態の確認に集中する。

 肉とタマネギとシイタケ、それと卵の火の通り具合は良い。

 生っぽくなく、火が通り過ぎてることはなく。

 塩気と甘味も良い塩梅だと思うし、賄いの時のように皿の下に汁が溜まってることもない。

 祖父ちゃんに比べてもらったわけじゃないし、同じ物じゃないけど少しはマシになったかな。


「はむっ、はむっ、んぐっ」


 こっちがしっかり味と状態を確認してるのに対し、イクトは皿を口に付けてスプーンを忙しなく動かして食べてる。

 この後でダルク達との昼飯でもう半分出してやるから、そんなに一生懸命食べなくても大丈夫だぞ。

 だけどそんな勢いで食べてくれるのは素直に嬉しい。

 さて、これを食ったらダルク達の分を作るか。

 勿論これと同じくらい。いや、これ以上に美味く作るつもりでな。


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― 新着の感想 ―
最近読み始めました。 自分が読み飛ばした or 勘違いかもしれませんがイクト君のカチューシャってイベントでゲットしたもので終了時に没収されるんじゃなかったでしたけ?
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