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日本と言えばここ


 不思議と体が今までより動ける。

 いつもと同じようにやっているはずが、反応も動きも良くなっているように感じる。

 急激に技術が向上するなんてあるはずがないし、これは一体なんだ?

 でもそれを考えるは後回しにして、今は作れ。

 麺を茹でるために鍋へ水を張って火に掛け、ニラと葉ニンニクとネギの白い部分を湯通し。

 食感が失われないよう軽く茹で、冷却スキルで冷やした水で冷まし、乾燥スキルで水気だけを取って一口大に切り分ける。

 温かい麺なら油通しか炒めるところを、今回は冷やし麺だから湯通しでいい。

 切り分けたらボウルへ入れ、味付けとして醤油と酢と砂糖と酒少量を掛け回して絡める。

 沸いたお湯でテボに入れたストックの太麺を茹で、蒸篭の肉の具合を確認。

 香りと見た目から火を止めて蒸篭を下ろし、念のため肉の一つを包丁で切って中を確認すると、しっかり熱が通っていた。

 味も……いいね。ジンジャーとネギで臭みは感じないし、ワイバーンチェリーワインの甘い香りと味わいが下味を付けた肉と合っている。

 ジンジャーはそのまま、ネギの青い部分だけを取り除いて皿を蒸篭から出して完成だ。




 ワイルドボアのワイバーンチェリーワイン蒸し 調理者:プレイヤー・トーマ

 レア度:5 品質:8 完成度:95

 効果:満腹度回復11%

    物理攻撃時与ダメージ増【中・2時間】 吹き飛び耐性付与【中・2時間】

    腕力+5【2時間】

 しっとり蒸されたワイルドボアの肉から、甘い香りが漂う一皿

 柔らかく蒸された肉を噛むと、脂とワインの甘さが口福こうふくへと誘う

 細切りのジンジャーと一緒に食べると、微かな辛さも加わります




 いきなり高い完成度が出たけど、満足せず調子に乗らず調理を続ける。

 冷めないよう、ワイン蒸しはアイテムボックスへ入れてボウルへ水を張り、冷却スキルで冷やして茹でた麺を湯切り。

 しっかりお湯を切ったら冷却水へ入れて冷やす。

 麺をザルへ移してしっかり水を切ったら皿へ載せ、ニラと葉ニンニクとネギにタレを絡めたものを麺の上に載せてタレを軽く全体へ掛け回し、最後に軽く胡椒を振って完成だ。




 スタミナ冷やし和え麺 調理者:プレイヤー・トーマ

 レア度:4 品質:9 完成度:97

 効果:満腹度回復10%

    状態異常耐性付与【小・1時間】 HP最大量+40【1時間】

    体力+4【1時間】

 食べればいかにもスタミナが付きそうな冷やし和え麵

 ニラと葉ニンニクとネギという強い具と濃いめの味を、太麺がしっかり受け止める

 スタミナ付けたいからって、肉を食えばいいってわけじゃない!




 こっちも完成度が高いけど、味は……良し。

 個性が強い具材に負けないよう、濃いめの味と太麺にしたのが凄く合っている。

 香りも強いけど、これはこれで体力が湧きそうで食欲をそそる。

 冷やしているから食べやすいし、肉が入っていなくとも満足感が強い。

 じゃあこれはいつものように俺の分にして、皆の分も作ろう。


「なあ薬吉、なんか今回の料理長……」

「ああ、明らかにこれまでと何かが違う。今朝の今で、何があった」

「見てください、普段ならはしゃぐイクトきゅんも感心しているばかりです」

「あの無表情なミコトたん、目を見開くなんて」

「ネレアちゃんもポカンとしてるわ」

「仲間の子達も、普段より静かに見守っているな」

「特にロリエルフちゃんを見なさいよ。明らかに見惚れているじゃない」

「塾長達との行動中、何かあったのか?」


 茹でた麺を冷やして具材とタレを載せ、冷えた状態を保つためにアイテムボックスへ入れる。

 これを人数分繰り返し、全員分が完成したら人数分のコップへ無限水瓶の水を注ぐ。

 さあ、あとは箸とフォークを用意して料理を出せば……って。


「どうしたんだ、そんなポカンとして?」


 調理を終えて皆の様子を見ると、総じてポカンとしている。

 あのダルクやイクトやネレアでさえ一言も発していない。


「どうした、はこっちの台詞だよ! 何があったのさ、トーマ! 調理している時の雰囲気がいつもと全然違うじゃん!」


 えっ、そうだったか?

 他の皆の方を見ると、全員がうんうんと頷く。

 イクト達ところころ丸よ、お前達もか。


「塾長さんからの助言で、何かを掴んだの?」

「まあ、気持ちの面で変化はあったかもしれない」


 変わったきっかけがあるとすれば、メェナの言うように塾長の助言だろう。

 でもそんな、見ていて分かるほど雰囲気が変化していたのか?


「なんというか、トーマ君のおじさんとお爺さんと少し似ていた感じね」


 マジで? 父さんと祖父ちゃんの後ろ姿はずっと見てきたけど、あれに似ていたのか?

 少なくともカグラの目には、そう見えたんだな。


「うん。普段のトーマ君より、凄かったよ」


 頬を赤くしたセイリュウが興奮気味な様子で褒めてくれた。

 なかなかに攻撃力が高い姿にドキリし、つい目を逸らしてしまう。

 ちょうど視線の先にポッコロとゆーららんがいたから、二人にも尋ねる。


「二人の目から見て、どうだった?」

「どう表現すればいいか分かりませんが、今まで見てきた姿より堂々としている感じでした」

「う、うん。かっこよかった……です」


 表現が分からないと言う割に、しっかりとした返事をくれたゆーららんはまあいい。

 でもポッコロよ、どうして顔を赤くして視線を逸らして、モジモジしながら言うんだよ。

 その手のことが好みのお姉様が、色々と妄想を膨らませても文句は言えないぞ。


「ぶはっ。ショタリス君の反応が尊すぎてダメージが……」

「浮かんだわ。そのつもりが無かったのに、ふとしたきっかけで目覚めるショタ君の姿が」

「そのままおにショタルートへ進んでちょうだい」

「できればイクトきゅんも込みで」


 ほらみろ、なんか背筋が寒くなりそうな会話が聞こえたぞ。


「とにかく食べようよ! 味にも影響しているかもしれないよ!」


 ダルクの呼びかけで全員がバタバタと着席していく。

 味見では特に普段と大きく変わっている感じは無かったけど、皆からすればどうなんだろう。

 完成度は高い方だったとはいえ、それは所詮ゲーム上の数値に過ぎない。

 結局は味がどうなのかが肝心だ。


「はいよ。調理中の様子が違うからって、それに惑わされず食ってくれよ」

「分かっているって。じゃあ、いただきます!」」


 ダルクの音頭、両隣に座るイクトとネレア、その隣に座るミコト、正面に座るセイリュウ。

 そんないつもの食事の開始は、皆が一口食べた瞬間に変わった。


「美味っ!? なにこれトーマ、少しだけどいつもより美味しいよ!」

「なんというか、まとまりがある感じね」

「かといって小さくまとまっているんじゃなくて、まとまりが大きくなった感じ」

「特別美味しくなったわけじゃないけど、美味しいって感じがいつもより少し強くなっているわ」


 ワイン蒸しを食べたダルクが真っ先に感想を口にして、続けて冷やし和え麺を食べたメェナとセイリュウとカグラが、やや具体的な美味い理由を言う。


「美味しさだけじゃなくて、完成度も上がっているじゃないですか」

「美味しくなったから、それに比例して完成度も上がったのね」


 口いっぱいに頬張った肉を飲み込んだポッコロとゆーららんは、味だけでなく完成度に注目した。

 確かに九十五を越えた料理はそうそう作れなかったけど、今回は二つともそれができた。

 美味さが増したなら、完成度が上がっていても不思議じゃないか。


「ますたぁのごはん、おいしくなった!」

「まーたー、じょーずになった!」


 うんうん、イクトとネレアと同意するようにモルモル鳴いているころころ丸は、そのままでいてくれ。

 さあお前の出番だ、こういう時は一番頼りになるミコトよ。

 黙って冷やし和え麺を勢いよくすすって飲み込んだら、具体的な食レポを頼む。


「確かにこれまでより美味しく感じるんだよ。具材はどれも一癖あるのにそれが嫌な感じがないし、その中にあっても麺とタレが埋もれることなく存在感があって、それが喧嘩せずにまとまっているんだよ。だからといって味が濁ることなく、見事なバランスで調和した良い料理だから、普段より美味しく感じるんだよ。今までマスターが作った料理も美味しかったのが、さらに一皮剥けた美味しさになったんだよ」


 冷やし麺を飲み込んだミコトが、カッと目を見開いて食レポを述べる。

 その内容に周囲のプレイヤー達は「おぉー」と声を上げた。

 今のは食レポに感心したのか、それとも内容に感心したのか。


「いやー、塾長には感謝だね。あのアドバイスのお陰で、ご飯が美味しくなったんだから」

「内面的な変化によるものなら、現実の調理にも影響するのかしら?」


 能天気にバクバク食べるダルクの言葉は聞き流し、メェナの意見にどうだろうと首を傾げる。

 可能なら、すぐにでもログアウトして確認したい。

 だけど皆の飯を作る約束を放り投げることはできないから、ログアウトの時間まで我慢だ。


「もしも本当に現実でも美味しくなっているなら、食べてみたい!」


 うおぃセイリュウよ、そこで目を輝かせての満面の笑みを正面からぶつけないでくれ。

 お前の想いに気づいてから、セイリュウ限定でそういうのに対する耐性が著しく低下しているから、結構なダメージを食らうんだぞ。

 うちでバイトするようになったら俺の精神、正常な状態を保てるかな。

 それともそうなる前に、塾長の言うように一歩を踏み出すべきか?

 ……やっぱ保留で。そうだよ、ヘタレたよ悪いか!


「ますたぁ、おかわり」

「ねーあもおかーり」

「トーマ、僕も!」

「はいよ!」


 恋愛事にヘタレな自分への不甲斐なさから声を荒げつつ、おかわりに対応する。

 おかわり用に仕込んだ麺を器へ入れ、余分に使った具とタレを載せて渡すと、受け取ったそばから勢いよく食べていく。


「それで、この後はどうしましょう? 塾長さん達のお陰で予定を前倒しにしてこの町へ来たけど、何か意見はある?」

「はーい! だったら私、行きたい場所があります!」


 ワイン蒸しを食べるカグラの問いかけに答えたのは、冷やし和え麺を飲み込んだゆーららん。

 なんでもシクスタウンジャパン・キョウトについて下調べをした時、行きたい場所があったそうだ。


「晩御飯の仕込みは済んでいるんですよね? だったら午後は皆で温泉に行きましょう」


 えっ、この町に温泉があるのか?


「そういえばあったわね。温泉というか、大きな入浴施設が」


 メェナも言うのなら、本当にあるんだな。

 聞けば入浴施設は町の端の方にあり、プレイヤーだけでなく大型でなければ従魔も入浴できるそうだ。

 基本的に混浴で、入浴時には受付で受け取った湯あみ着の着用が必須で、イクト達のような衣服を着用している従魔もそれを着用するとのこと。

 ちなみにその湯あみ着は、お湯に浸かっても肌に張り付かず透けることもないため、そういうのが気になる人も安心な仕様らしい。

 それでも気になる人のため、男性用や女性用、さらには個人や特定の人物達だけで入浴できる貸し切り風呂もあるようだ。


「イクト達も入れるのなら、俺は構わないぞ」


 俺達だけ入浴して、イクト達だけ入浴できないのは悪いしな。


「ますたぁ、おんせんってなに?」

「聞いたことが無いんだよ」

「どーゆーとこなの?」


 温泉を知らないイクト達には、行けば分かるとだけ伝えて温泉行きが決定。

 飯を食い終わって後片付けを済ませたら、全員でそこへ向けて移動する。

 町の端だけあって少し時間を掛けて到着したそこは、本当に大きな入浴施設だった。

 銭湯ぐらいの規模を想像していたけど、実際は和風建築のスパのよう。

 建物だけでも五、六階くらいの高さがあって上の方の窓や煙突から湯気が立ち昇っている。


「なんていうか、有名な神隠しのアニメ映画に出てくる湯屋みたいだね」


 上の方を見上げるセイリュウの言う通り、そんな感じがある。


「お兄さん、あそこに屋台がありますよ」


 入口付近を指差すゆーららんの指摘する屋台は、よく祭りで見かけるタイプの屋台だ。

 皆で近づくと飲み物を売っているようで、店員らしきプレイヤーが風呂上がりの一杯にどうだと呼び込みをしている。

 ていうかあいつ、知っているぞ。


「バーテンダーじゃないか」

「えっ? あっ、トーマ! 奇遇だな!」


 屋台の主は、前に知り合ったバーテンダーだ。

 主に飲み物を研究している料理プレイヤーで、ドリンクだけでなくシチューやスープも研究している。


「そうだな。ところでこの屋台は?」

「見ての通り、風呂上がりの一杯が欲しい奴を狙って出した屋台だ!」


 清々しい笑顔でサムズアップしながら、ちゃっかり商売しているんだな。

 アイテムボックスがあれば品揃えも豊富に用意できるし、出店先も狙いも悪くない。


「どんな飲み物があるの?」


 ダルクの問いかけに、バーテンダーが用意してある品を紹介してくれる。

 風呂上がりの定番、牛乳。

 果実や木の実や野菜を利用したジュース類と、混ぜ合わせたミックスジュース。

 果実類と牛乳を混ぜたフルーツ牛乳。

 コーヒープラントから入手できるコーヒー豆で作った、コーヒー。

 それを牛乳と混ぜたコーヒー牛乳。

 バーテンダー作のオリジナルスムージーが三種。

 この町で発見した加工済みの茶葉から作った、緑茶やウーロン茶。

 少し変わったところでジャガイモを使った冷製スープ、ヴィシソワーズ。

 そして成人向けとして、ワイン数種類、ハチミツ酒。

 どれも常温状態で、冷たいのが欲しい場合は冷却スキルで冷やすとのこと。


「俺もコーヒー豆を入手したことはあるけど、上手く淹れられなかったな」

「コーヒーには苦労したぜ。でもその甲斐あって最高とまではいかないが、納得できるものは淹れられたぜ」

「茶葉は町のどこで入手したんだ?」

「教えてやってもいいが、何か買ってくれよ」


 この商売上手め。


「これから風呂に入るから、その後で買わせてもらうよ」

「オッケー。じゃあ情報もその時に渡すぜ」


 バーテンダーと約束を交わし、入浴施設へ入る。

 番台のような受付で三助スタイルの男性NPCへ入館料を払い、入浴先の選択で共同風呂を選び、最後に入浴時に使う湯あみ着と館内でゆっくりする際に着る浴衣か甚平を借りる。

 俺は甚平を選び、イクトとネレアは甚平、ミコトは浴衣がいいというからそれを借りる。

 他はダルクとメェナが甚平、カグラとセイリュウとポッコロとゆーららんは浴衣を借りていた。

 ころころ丸は服を着ていないモグラだから、湯あみ着も借りずに入浴する。

 最後に入浴先を変更したい場合は受付へ申し出れば変更可能だと教わり、共同風呂用の脱衣所へ通される。

 着替えはステータス画面からの操作で一発だから、脱衣所は男女共用だ。


「湯あみ着は全員、袖は肘までで丈は膝までなのね」

「ゆったりした着心地でスタイルが分かり難いから、助かるわ」


 いつもの装備よりは幾分か露出が減ったメェナが袖と丈を確認し、下心のある視線が避けられることにカグラが安堵する。

 張り付かず透けないとはいえ、そもそもが体にピッタリだとそう思う人もいるから、配慮されているんだろうな。


「よーし、準備完了! 浴場へ突撃!」

「おーっ!」

「おー」


 反応したイクトとネレアを伴い、ダルクが大浴場へ続く引き戸を開けて中に入る。

 続けて俺達も中へ入ると、思っていた以上に広い空間に湯煙が漂い、あらゆる種類の風呂に湯あみ着姿のプレイヤー達が浸かっている。

 ゲーム内だから体を洗う必要がないためか、頭や体を洗うようなシャワースペースは見当たらず、立ってシャワーを浴びる場所しか設置されていない。

 その広さと風呂の種類に、先に中へ入ったダルクとイクトとネレアも立ち止まって周囲を見回している。


「なにここたのしそう!」

「いろーろあーておーしろそー!」

「だよね、だよね! よーし、二人とも行くよ!」

「「おーっ!」」


 拳を突き上げるダルクとイクトとネレア。

 ちょいまち、お前ら。

 瞬時にメェナとアイコンタクトを交わし、再度駆け出そうとするイクトとネレアの後ろ襟を掴んで確保。

 メェナはダルクの後ろ襟を掴んで確保する。


「「「ぐえっ」」」


 危ない危ない。

 やっぱり駆け出そうとしていたか。

 読み通りの展開に、アイコンタクトでそれを理解して行動に移したメェナとサムズアップを交わす。


「さすがだな、メェナ」

「ええ。お互いダルクに振り回されて苦労しているものね」


 だからこそ、こういう時に頼れるんだよ。


「もー、何するのさ!」

「ますたぁ、なに?」

「くびいたいのー」


 襟で首を圧迫された三人から、何するのかって視線が刺さる。

 風呂のルールを知らないイクトとネレアはともかく、どうしてダルクまで怒っているんだ。


「イクト、ネレア。こういう皆で入る風呂にはルールがあるんだ」

「そーなの?」

「おしえて、ますたぁ」

「ああ、ミコトもよく聞いておけよ」

「分かったんだよ」


 邪魔にならないよう端に寄り、ミコトも交えて走らない、飛び込まない、泳がない、お湯の掛け合いをしないといったルールを教えていく。

 その隣では正座させられたダルクが、謝りながらメェナに説教されている。

 これくらい知っているはずなのに、飛び込みそうな勢いで駆け出そうとしたんだから、当然だな。


「三人とも、ダルクみたいに怒られたくなかったら、ちゃんと守るんだぞ」

「「「はーい」」」

「人を悪い例みたいに言わないでよ!」

「本当に悪い例なんだから、反省しなさい!」

「はいぃぃぃっ!」


 よしよし、これでイクト達はしっかりルールを守るだろう。

 反面教師という意味では、ダルクはよくやってくれたよ。

 さて、のんびりと風呂を楽しみますか。


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これは!はじめて弟や妹ができて、言われないでも何となくしっかりし始めるお兄ちゃんお姉ちゃん現象!
「本当に悪い例なんだから、反論しなさい!」 「反論しなさい」ではなく、「反省しなさい」or「反論しない」では?
トーマの覚醒にワクワク。 ダルクは安定のトラブルメイカーと言うかお子様枠と言うか…がんばれ常識人コンビ。
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