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上手と下手シリーズ

上手なレベルアップ

作者: リィズ・ブランディシュカ




「ねえねえ、レベルアップに失敗する時があるらしいよ」

「うそー、そんなことあるの?」

「ちょうど今日の授業でその話するみたい。あ、ほら先生が来たわ」






 今日は前回につづいて、冒険者志望の連中に、気を付ける事を話すぞ。


 レベルアップには下手とか上手がある。

 強くなる瞬間に、そんなもんがあるのかって話だけど、あるんだな。


 レベルアップ。

 それは神様からの祝福。


 一段上のステージに立つために階段を上る瞬間のこと。


 レベルアップすると力が強くなったり、身のこなしが素早くなったり、新しい魔法が使えるようになる。


 けれど、よく考えろ。


 普通、現実で階段を上る時、皆同じじゃないだろ。


 素早くあがれるやつ、のんびり歩いてくやつ、途中でこけるやつもいる。


 それはレベルアップの時もそうなんだ。


 ほんの数秒、時間が長かったり、短かったり。


 なぜかバグがおきたりもする。


 長い短いはまだいい。


 気が短い奴は、もっとのんびり生きろって話は終わりだ。

 マイペースでたとえ一時間かかっても待てるって奴は……、まあいいんじゃねーの? そういう生き方で。


 でも、バグはだめだ。


 レベルアップした時にバグると、レベルが現在より下がることがある。


 そうなると、また上げなきゃならないから面倒だし、弱くなると冒険者やってるやつは大変だ。命の危機だ。


 そうならないようにするためには、レベルアップしそうだなって時は大人しくベッドに横になって体を休めておくのがいい。


 それだけ?

 そんなことかって?


 大事なんだよ、そういうの。


 自分の体や調子を大事にしないと、思わぬ怪我をしたり、体を壊しちまうことがあるよな。


 そうならないために、皆きちんと疲れたときとか、鍛えたときは、体を休めるだろ?


 だから上手にレベルアップしたけりゃ、きちんと寝ろ。安静にしろ。


 気を付けるのはそれだけだ。




「おもしろい話だったね」

「そうだね。いつもは眠たくなるけど、今日は全然眠気が来なかったよ」

「でも私達ならあんまり意味の無い授業かも」

「そうね、だって猫の獣人族だから、種族的な特性でよく寝てばかりいるし」

「しかも体が小さいから、冒険者の荷物の中に入って運ばれながら索敵するだけの、楽な日常だものね」



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