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オパールの指輪
芽依は、シホの背中をポン!!と叩いた。
「芽依…ちゃん…?」
「メイは大賛成なの☆ 精霊が一緒なら…お姉ちゃんの魔力を上手くコントロール出来る筈なの♪」
「………!!」
魔力を上手くコントロール出来れば、魔法を使う事を恐れたり…魔法を使った後で倒れたりする心配が無くなる。
【貴女は…どうされますか?】
私は…自分の力で、皆を守りたい―――。
シホはシルヴィアに向き直った。
「……シルヴィア。私に、貴女の力を貸して下さい!!」
【……分かりました。それでは貴女にこれを授けます】
「………?」
それは――まるで氷の様な……。
【オパールの指輪です。これから私が、シホ様の事を御守り致します】
シルヴィアは姿を消した―――それと同時に、洞窟の寒さが消えた………。
シホは、指輪を大切に握り締めた。
「ありがとう…シルヴィア―――」




