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聖なる洞窟
「この道を真っ直ぐ抜けると“聖なる洞窟”が見える。洞窟を抜けるとサモンズ村に着く」
「…………!!」
「どうして……メイ達がサモンズ村へ向かっていると分かったの?」
「……私はこの森の守護者だからな」
「…………??」
キングベヒーモスの耳が少し赤くなっている……。
「(もしかして……芽依ちゃんの事が―――?)」
「さぁ……早く行きなさい」
【聖なる洞窟】
「わぁッ……とても綺麗な所ですね」
「ここが“聖なる洞窟”なの…でも――うぅ…凄く寒いの……」
芽依はぶるぶると震えた。
年中ずっと寒いので“氷の洞窟”と呼ぶ人もいるそうだ。
「本で読んだ事はありますが…本当に寒い所ですね…早く通り抜けましょう」
【―――お待ちなさい】
「……?芽依ちゃん、今何か言いました?」
「えっ…ウウン?メイは何も―――」
【…私の声が聞こえるのですね?】
「やっぱり何か聞こえた…!! 誰ですか!?」
【私の名は……シルヴィア―――】
声の主が、姿を現した―――!!
「――シルヴィア……?」
シルヴィアは、2人にペコリ…とお辞儀した。
【驚かせてしまい、申し訳ありませんでした――私はこの聖なる洞窟を護る…精霊です】




