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聖なる森の守護者
流月がひと暴れを始めた頃―――。
「……………。」
「(……芽依ちゃん?)」
芽依がさっきからずっとうつ向いたまま黙っている……。
もしかして……。
「……キングベヒーモスの事を心配してる?」
「………ビクッ!!」
「(……やっぱりそうなのね)」
レイナがキングベヒーモスを操ったと聞いて一番動揺していたのは 芽依だった……。
「メイ……ベヒーモスの心配するなんて変かな?」
「ううん。そんな事無いわ。芽依ちゃんが優しいから……」
【お前達は……召喚士か……?】
「えっ……?」「…………!!」
芽依とシホの頭の中に 声が聞こえた。
芽依達の前に……またあのキングベヒーモスが現れた……!!
しかし…さっきとは様子がおかしく…かなり衰弱している様に見える。
「今の声は……」
「キングベヒーモス……貴方なの?」
【………………】
キングベヒーモスは苦しい表情で頷いた。
【……私を……助けてくれぬか……?】
「…………!!」
芽依とシホは顔を見合わせて「うん!!」と頷いた。
「今お助け致しますなの……!!シホお姉ちゃん 力を貸してくれる?」
「えぇ…!! 勿論よ!!」




