91/149
流月の心配
「……のんちゃん?」
『はい、何でしょう?』
流月は、オペレーター・のぞみに話し掛けた。
「現在のキングベヒーモスの様子は?」
『少し待ってね――』
カタカタ…とキーボードを叩く音が聞こえた。
『錯乱状態は解けたみたい……落ち着いています。今は森の中を見回っているみたいね。流月達の居る場所からは、結構離れているみたいだけど』
「なるほど…ありがとうメポ」
…レイナが食われる、と言う心配は少し薄れたみたいだ。
『(敵の心配をするなんて……流月らしく無いわね……) それより流月…怪我は大丈夫?今居る場所からすぐ右手に、“聖なる泉”があるわ。そこで一度、体力を回復して下さい』
「…了解メポ」
「ちょっとぉ~!! 聞いてんの~!?」
「(…全く…ギャーギャー五月蝿い
オバさんメポね)」
さっきまで余裕で話してた癖に……。
流月はタメ息を吐いた。
「さてと…早く回復して、シホ姉と芽依の所に行かないと!!」
流月は“聖なる泉”へと向かった!!




