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因縁の敵
流月達は、キングベヒーモスから逃げながら、森の出口にある洞窟を目指した。
……数分後―――。
【森の出口周辺】
「はぁ…はぁ…かなり走ったの――」
「上手く撒いたかしら……?」
流月は、聞き耳を立てた。
……しーん―――。
あの大きい足音は、もう聞こえない。
「…多分、もう大丈夫メポ」
「ふぅ…よ…良かった―――」
「あらぁ?死んで無かったのねぇ?」
「……誰メポッ!?」
流月達は、それぞれ武器を構えて振り返った―――すると。
「はぁい♪ 久しぶりねぇ、流月ぃ?」
「うげっ――色黒オバさん!!」
「…ちょっと!? 誰がオバさんですってェ!?」
「…流月のお知り合いですか?」
「……因縁の敵ってヤツメポよ」
「………???」




