シロネの偽名
【ホワイティ国・出口】
――ピロリン♪
【シロネ・ホワイティさんを、アンズさんのギルドメンバーとして、正式に承認しました】
「これからよろしくメポ!!」「なの☆」
「はい、こちらこそ」
シロネは一度だけ、城を振り返って見た―――。
その表情は、どこか切なそうに見えた……。
「…………」
「…シロネ様、本当に良かったメポ?」
「正直…これで良かったのかは、よく分からないわ。でも…自分がした事に、悔いはありません」
「…そ、そうメポ?」「…なの?」
流月と芽依は顔を見合わせ、「きょとん?」と首を傾げた。
シロネは2人を見てクスッ…と笑った。
「(新しい妹が出来たみたい♪)…あっ、そうだ。私の名前――“シロネ”のままだと、何かと不都合なので、変えようと思います」
「…確かにその方が良いメポね」
「お姉ちゃんの事 何て呼べば良いの?」
「ん~そうですわね……」
「あの……流月が新しい名前…付けても良いメポ?」
「えぇ…勿論良いわよ!!」
“流月”の名付け親はシロネ姫だった。
今度は、流月がシロネ姫へ名前(偽名)を付ける。
「シロネの“シ”…ホワイティの“ホ”を取って……“シホ”って、どうメポ?」
「うんうん、可愛いお名前なの☆」
シロネはニッコリ笑った。
「流月、素敵な名前をありがとう…!!」
「シロネ様、いや…シホ姉の為メポ!!」
流月もニッコリ笑った。
「さてっ…サモンズ村を目指して、いざ出発メポ!!」
「オォー☆」「オォーなの☆」




