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仲間だろ?
「でも…何故ルファウス様が、カイトを脅かしていると――?」
「カイトの弱味に付け込み、暗黒騎士へと導いたのは、私の父なんだ……」
「なっ…何だって――!?」
流月とシロネは顔を見合わせた。
「…でも、ルファウス様はそんな事をするような方には見えなかったメポ?」
「うん…とても優しいお父様と言う印象でしたけれど……」
黒蝶……クロウスは「ふふっ…」と、力無く笑った。
「ありがとう…でも―――」
クロウスは言葉をぐっ…と詰まらせた。
「あの父は、もう…普通ではありません……!!」
「クロウス様……!!」
シロネは、クロウスの手を優しく握った……。
「私達が居ます…!! だから…もう大丈夫ですわ…!!」
「姫様―――」
アンズがクロウスの肩をポン!!と叩いて、ニッコリ笑った。
「俺達……仲間だろ?」
「皆で一緒に、クロお兄ちゃんの事を助けるの!!」
「勿論カイトの事もメポ!!」
……皆―――。
「あぁ……ありがとう」




