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城へ突入する前
【クロネの部屋】
「あ、あの……カイトさん」
「カイトで良いよ。 何だい?(ニコッ)」
「………ッ!?////(ドキッ)」
カイトのイケメンな笑顔に、思わずドキッとするクロネ。
「(…ダメダメ!! 相手は暗黒騎士なんだからっ!!)」
「………?」
この男が何を企んでいるのか…全く分からない…。
少なくとも今 命を取られる事は無さそうだ。
「…何故、このような事を――?他の皆は無事なの?」
カイトはクスクスと笑った。
「それは…全てキミ次第だな。俺は別にこの国を乗っ取るつもりは、全くない。お姫様の好きにすれば良いさ」
「じゃあ…どうして――?」
「…契約書、ちゃんと読んだ?」
「えっ…?」
「ホラ、ここ」
契約書の裏に、さっきまでは無かった文字が浮かんでいた。
「これって……!!」
“契約書に反すれば 国の大切なモノは失われる”
「この国の大切なモノ……?まさか、お姉ちゃんが……!?」
「ん~、確かにキミのお姉さんも大切だけど……俺が欲しいのは、この国が守っている宝珠さ」
「この国の…宝珠?あんなモノ何に使うの?」
「おや?お姫様はあの宝珠の価値を知らないのか……」
「………?」




