49/149
地下牢
【???(地下牢)】
男性は身体を起こし、辺りを見渡したた。
「(フム…私の見張りは独りだけですか。ジジイだからと、随分と舐められたものですなぁ……)」
―――そろそろ動きますか……。
「コホン…そこのお方。ちょっと良いですかな?」
「…ん…何だ?」
「私、御手洗いに行きたいのですが…」
「ダメだ…少し位は我慢しろ」
「いや…その…お腹を壊したみたいで――」
「…え――まさか大の方?」
見張りの問いに、男性は目を潤ませてコクコクと頷いた。
「し…仕方無いな――少しだけだぞ!!」
―――キイッ……。
男性は牢から出された……その時。
「…ホワチャ―――ッッ!!!!」
「なっ―――?」
……ドカッ!!……バキッ!!
「う…ぐ――ッ…!?」
―――ドサッ。
男性は見事に見張りをやっつけた!!
「ふぅ…まだまだ若い者には負けておりませぬぞ☆」
そして掛けられた手錠を自力でカチャリと外した。
「――さて…急がねば!!」




