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シロネの作戦
【昨夜(作戦会議中)】
「あの……私に考えがあります」
「………!?」
黙って話を聞いていたシロネが、重い口を開いた―――。
「…その契約書に従えば、クロネは救われるのですね?」
「うん…それは…そうだけど――」
「でしたら…クロネに女王を継承させます」
「シロネ様!?」
「なッ…!?」「どうして!?」
シロネの考えに周りは驚いた。
「但し――クロネには“シロネ・ホワイティ16世”として女王を継承させます……それでどうでしょうか?」
「クロネ姫が女王になる事に変わりないから、それなら大丈夫なの」
クロネとシロネは血の繋がりはないが 双子の様に顔が似ている。
「でも……クロネ様は?」
「クロネの影武者はオルタナに用意してもらいます」
「なるほど……」
「でも…シロネ様はそれで良いメポ?」
「クロネが救われるなら構わないわ…」
「(――シロネ様……)」
「女王継承式は明日の正午です。それまでにクロネとオルタナへ話をしに行きます…皆様、援護をお願い出来ますか?」
「…分かった」「メポ」




