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その数日後
回復した流月は、「命を助けてくれた恩返しがしたい」と言う事でシロネの侍女になった。
「シロネ様、お茶を持って来ました…メポ」
「きゃーっ!!流月可愛い~!!」
メイド服を(無理やり)シロネに着せられた流月。
その姿が可愛くて、流月はシロネからギューッ!!と抱き締められた。
“……ごめんね”
「………ビクッ!?」
―――パリィィィン!!!!
「……流月ッ!?大丈夫!?」
「だっ、大丈夫…メポ。シロネ様の大切なカップを割ってごめんなさい。すぐ片付けるメポ…」
「流月……」
流月の顔は真っ青だった。