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シロネの話
【冒険者の宿】
「念のため 結界をはって置いた…敵はここへ入れないし、俺達の声も外へは聞こえない」
「サンキュー、黒兄」
「それで…貴女が……」
「私はシロネ・ホワイティ16世です。この度はお助け頂き、ありがとうございました」
「い…いえいえ~…うッ!?(痛ってぇ!?何すんだよ、メポ子!!)」
「鼻の下伸ばしてみっともないメポ!! それに、アンズっちは何もしてないでしょ!!」
「ぐっ…!!」
「あら…アンズさんと流月は仲良しなのですね?」
「「だっ…誰が、こんな奴と!!!!(同時に)」」
シロネはクスクスと笑った。
「(良かったメポ……)」
シロネが笑う様子を見て 流月もホッとする表情を見せた。
「シロネ様……城で何が遭ったのですか?」
「実は…明日、女王継承式が行われる予定でした……」




