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秘密基地

流月は、ある場所へ向かっていた。


そこは、昔 シロネと流月...二人だけで作った秘密基地。

勿論…クロネとじぃじには内緒だった。


“いい流月?何か遭ったら、ここへ逃げるのよ?”

“分かったメポ!!”


流月は、シロネとの約束を思い出していた。

10年経った秘密基地周辺は、草が沢山生い茂っていた。


「シロネ様……一体何処に行っちゃったメポ?――グスッ……」


……すると―――。


ガサガサッ―――。


「(――誰か...居る!?)」


微かだが、血の匂いがする......!!


流月はポケットから護身用のナイフと、怪しい薬が入っている小瓶を取り出した。


「誰か居るのか!? 出てくるメポッ!!」


少しの間―――そして。


「るッ…る…つ…き―――?」

「(ハッ!!)その声は――シロネ様!?」


草陰から、少女が現れた…。


少女の足元には、黒魔術師が、1人倒れている。


黒魔術師は、血塗れになって気絶していた…。


襲われたシロネは黒魔術師に、魔法攻撃したが…上手く力を制御出来なかったのだ。


「ご…ごめんなさい…!!わ、私ッ――こんなつもりじゃ――!!!!」

「シ…シロネ様ッ!!」


シロネは、ガタガタと震えてかなり動揺している……。

流月はシロネを優しく抱き締めた…。


「…大丈夫です、シロネ様…!! 流月は分かっていますから!!」

「る…つき……」

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