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異世界作成物語  作者: 早坂 万葉
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異世界を作るために異世界冒険をすることになったんだが

物語がどんどん進んできます!

新たな仲間も来るのか?


「お前さんらここに呼ばれた理由をわかっておるな?」


 俺たちは王様の下へ連れていかれ、王様からそう告げられたのだ。


「いえ?心当たりがないのですが」


「ほほう、おぬしら、外から侵入してきたじゃろ?」


(「え⁉⁉⁉」)




 俺とルカは思わずお互いの顔を見た。


「なんじゃばれてないと思っとったか?」


 王はそう笑いながら俺たちに告げてきた。そして、どこからか


「僕が作ったんだから当然だろう。」


 そんな声が聞こえてきた。


「だれだ!どこからしゃべっている!?」


 そんな俺の投げかけに予想だにしない返答が返ってきた。


「まあそんなに焦るなよ。僕はこの世界の創造主。」


「僕はこういった作業にはとことん慣れているのだよ。だから君たちみたいなイレギュラーを検知するシステムも組み込んでおいたのさ」


 俺はそんな突拍子もない言葉に少し閻魔の事を恨んだ。


(「あいつちゃんと調べとけよ‼」)


 まあでも起こったことはしかたがないと踏んで俺はお願いをした。


「俺たちこの世界に来たばかりで、あまり勝手がわかってないんです!この世界を攻略させてもらえませんか?」


 俺は無理も承知で頼んだのだが


「君日本人かい?」


 そんな質問が来た。


「そうですが何か?」


 そう答えると


「本当かい⁉実は僕もなんだよ!実は創造主のやつら全員来た世界も種族も違うから仲間が欲しかったんだよ!」


 そういわれ俺はチャンスだと思った。


「もしここを攻略させてくれたら、俺と友達にならないか?」


 すると


「是非ぜひ!好きなだけこの世界を調べてください!」


 こいつも1位の座狙ってるんだよな…?と思いながら俺はこの世界を攻略することになった。




 それからというもの、俺たちを捕まえた騎士や王様などの態度が一変した。


 どうせ、やつがシステムを組み替えたのだろう。


「勇者殿、こちらの資金でどうかレベルなどを上げ魔王を倒してくれぬか」


 そうかこの世界でもレベルの概念があるんだな。


「ちなみにどうやって自分のレベルを見るんだ?」


 アニメとかなら目の前をタッチしたら出てくるので試しては見たがそんなことはなかった。


「そなたの右腕にリングのようなものがついておるな?」


 俺は全く気付いていなかった。


「こんなものいつの間に⁉]


「先ほど綾人殿がつけてくださった。」


 ちなみに(綾人)というのはこの世界の創造主の事だ。


 俺は改めて異世界に来たという事を実感した。


 まあこれだけのことが起きていて今更だけどな。


 そんなことはさておき俺はすぐさまリングについている小さいボタンを押す。


 すると、目の前に突如ステータス画面が表示された。


「勇者殿、今のステータスはどのような感じで?」


「えっと、王様らには見えないのか?俺のステータスは」


「ステータス画面は自分自身でしか見ることができぬからな」


 どうやら、個人情報はしっかり保護されているらしい。


「じゃあ順番に、AT/10 AG/10 C/10 D/10 I/10 Lv,1 とこんな感じだ。」


 この世界の基準がわからないから強いか弱いかわからないが、王様の顔を見る感じ俺は相当強いらしい。


「勇者殿、その数値は真か?」


「あぁ、嘘つく必要もないしな。それよりもこのATとかの文字の説明をしてくれないか?」


 俺は大体察しはついていながらも一応聞いてみることにした。


「まずATは攻撃力・AGは敏捷・Cは体力・Dは防御力・Iが知力となっておる。」


 まあ予想道理の結果だ、何せ俺は様々なゲームをプレイしてきた男だからなと心の中で威張っておいた。


「ところでルカ君はどんなステータスなんだ?」


 俺はルカにもステータスを聞いてみた。


「はい、私は知力以外は3で知力のみ5でございます。」


 そういわれ、俺は確かに自分の数値が異常なことに気づいた。


「2人ともそれだけのステータスであればこの町の周辺モンスターは無双できるじゃろう!」


 周辺のモンスターは基本的に初期ステが1や2が戦うモンスターらしい。


「王様!この後は俺たちどこへ向かえばいいんだ?」


「ワシらには魔王城への手掛かりがないあから、このロアルリーズという街へ行くといい」


「ここにはワシの古くからの友人で現在情報屋をしておるもんがおる。話を通しておいてやろう」


「そやつの名は(「シエル」)という。ロアルリーズで探すがよい」


 俺たちは感謝を述べると少しだけお城に止めてもらいそのあとすぐにこの街を出ることにした。


 王様たちに感謝の言葉を告げ、俺たちはロアルリーズに向け旅することにした。


「そういえばあの街の名前聞くの忘れてたなルカ」


「そうですね!お世話になったのですから聞いておくべきでしたね。」


「また戻ってきたときにでも聞きましょう!」


 そういいながら俺たちは進みだすのだった。




 次に戻るときが最終戦の時だとは、俺たちは知るはずもなかった。


 まさかあの町の名が「魔王の街・ゾルド」だったとは。

本日もご愛読ありがとうございます。

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