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苦手な方はご注意ください。

ばけもの子供の物語

詩 ばけもの子供の物語 食

作者: 仲仁へび



 ぱくり ぱくり 食べちゃった

 でも だけども 美味しくないな


 噛めない 噛まない 吐き出しちゃった

 なんだろう なんでだろう


「とても頑丈なわけじゃない」


「普通だったらもうこなごな」


「でもそうは……できなかった」


 残念 とっても おかしいな

 食べる為にね 捕まえたのに

 どうやったっても 食べられやしない


 だから どうして 考えてみた

 理由が知りたい 分かりたい

 だから どうにか 頭をひねる


「ほら そうしている間にさ

 良い調理方法が 浮かぶかも」


「だって そうやってる間にさ

 誰かが 良い料理方法を 教えてくれるかも」


 美味しい 美味しい食材は

 ある日突然 変わったみたい


 美味しい 美味しい食材は

 ある日唐突に 変わったみたい


 どうして なんだか 食べられない

 なんでか どうやっても 食べられない




「ストーリー」

 食べる為に捕まえて、今まで育ててきたんだ。

 質が良くなるように、他の化け物たちがやらない事をやってきたのに。

 そう。

 たくさん遊んであげたり、色んなお話をしたりしたんだよ。

 そしたらね。なんでか、食べられなくなっちゃった。

 大人達が「人間にジョウがうつった」って、言ってたけど。

 どういう事だろう。



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