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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
98/138

92 月面都市計画&他の惑星発見

月面都市作るぞ~



月の表面へ降り立った

クリムゾンエンペラーは上空で待機中だ

早速作ろうかなと思っていたら、一番肝心な物を作り忘れている事に気が付いた

俺の住処兼行政の中心地、宮殿とか王城とかだ

エンプレスに発注をかけて作ってもらって運んでもらう事にしよう

さて、となるとどんな物を作る?

白亜の城?未来感溢れる宮殿?

あっ!、そういや映画で一度だけベーダーの城が映された事があったな

ゲームにも登場せずその一回だけしか見た事が無いやつがな

黒がベースで赤と白の模様のちょっと厳つい感じのする城だったな~

あれ建てるか、流石に細部までは思い出せないし内部構造は全く分からん

あくまでそれっぽい物くらいにしかならんが、誰も知ってる人が居ないし問題ないだろう


確か四隅に対空砲が設置されている塔があって、中庭で囲まれた中央に居城がある

城壁は2重構造になってたような?、城門は正面にはあったが他にあるのかは不明だったな

城壁前は広いスペースがあり地上兵器の格納庫がいくつもあるんだったと思う

六脚戦闘車両ゼロスパイダーが列を作って出てきてたからな、六脚戦闘車両は後で考えよう

いざ構想を練ってみると黒ベースだといかにも悪役の城と言った感じだな~

ここは白ベースにして青と緑の模様に変えるか

広場を挟んで行政施設を放射状に配置する事にしよう

とは言え、商業ギルド、職人ギルド、くらいしか必要ないだろう

冒険者ギルド作っても魔物が居るわけじゃないし

基本町から外に出たら空気が無いんだ生きていけない

町はドームで囲んで空気を溜める、更に重力も1Gになるように調整するからな

冒険者ギルドは必要が無いよな、まぁいくつか同じくらいの建物を配置しておく事にしよう

そうだった、町はずれに軌道エレベーターを作っておこう

上にはステーションの建設もしないとだな

なんかやる事が山積みになってきたぞ、まぁ建設の予定を建てたらエンプレスに任せる事にしよう

一通り作りたい物も決まり建設予定を立てエンプレスに任せた

流石に作業員が足りないと言う事なのでゴレムロイドワーカーを5000体作っておいた


「マスター報告があります、デスハイブの周辺探査にて信号を発信している惑星を検知しました、どういたしましょうか?」

「信号を発信してる惑星か、と言う事は発展している文明があると言う事だな?」

「そうです、信号の解析結果によりますと、微弱ではありますが衛星通信のようです」

「と言う事は宇宙まで到達する文明って事か」

「そうなります」

「まだ宇宙船を建造できるレベルじゃないと言う事か?」

「それについては詳しくは分かりません、現地へ調査船を向かわせるのがよろしいかと思います」

「うむ...よし、調査船を建造して確認しに行ってもらう事にしよう、現地までの距離はどのくらいだ?」

「ここからですと調査船の規模にもよりますが、既存のジャンプドライブ一回分の距離になります」

「調査船は大きくなく小さすぎないサイズで作ろう、ヴォイドハーミットと同サイズが良いだろう、武装はプラズマバルカンがあれば問題ないだろうし、ソースフィールドも装備させてゴレムロイドリーダーに指揮を任せる事にしよう、調査船の名は『オデッサローグ』だ、エンプレスこいつを建造して調査に向かわせてくれ」

「了解しました、それともう一つ報告があります、信号を発信してはいませんが惑星をもう一つ見つけました、こちらはどうやら海洋惑星のようです、表面の95%が水で覆われた惑星ですね」

「そっちは文明が発達してない感じか?」

「海底に都市を築いている場合、信号の受信はほぼ不可能ですから判断が出来ません」

「ならそっちにもオデッサローグを向かわせて調査するとしよう、距離はどうなんだ?」

「オデッサローグのジャンプドライブなら1回で行ける距離です」

「それなら問題は無いだろう、両方の調査を頼む」

「了解しました、調査船及びゴレムロイドを製作します、そう言えばマスターの滞在しておられる惑星の名前は何と言うのでしょうか?、こちらにはデータが登録されておりません」

「ああ、そういや惑星の名前は付けられてなかったんじゃないかな、まぁ世界の名前がユーグレシアと言うらしいからな、惑星『ユーグレシア』で登録しておいていいんじゃないか?」

「惑星『ユーグレシア』、登録しました」

「それじゃ後は任せたぞ」

「了解しました」


とりあえずここでの用事はこんな所かな

一度戻って報告を待つ事にするか~

と言う事でドーズ島へ戻ってきた

戻っては来たが....何しよう?

特にやる事が思いつかずアメリとナタリアを愛でつつのんびりと過ごす事にした

セラフィーの所とレプティアの所にも遊びに行った

どうやらそれぞれ連絡を取り合っていたようで皆の中は良好のようだ

通信機器だけは渡しておいたから連絡が容易に取れるんだけどな

個人用端末を渡しているのは4人にだけだ、各場所に固定通信機を1台ずつ置いてある

あっそうだな、天空の島へ連れて行くと言うのもありだな

デスハイブと月の事ですっかり頭から抜けていたな~

更に別の惑星の話も出てきたからなおさらだったな

それじゃ皆の予定を聞いて天空の島へ招待するとしよう


次話は天空の島でバカンスの予定


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