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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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85 古代の森探索中&本命現る!

やっと本命を見つけたぞ



森を探索中

依然として本命の痕跡は分からず

代わりにスネークマンの集落を見つけてしまった、面倒なので迂回しておく

更に進むと大きな湖に出た、ほぅ、奇麗な湖だな、水は透き通り水深5メートルほどの底が良く見える

魚も泳いでいるのも良く見える、一匹捕まえてみよう

エルダートラウトと言うらしくかなりの美味だそうだ、後で焼いて食べてみよう

湖には小島がいくつか点在しているが、あれ小島じゃないんだよな

ゆっくりとだが動いているしな

エルダータートル、人にとっては害の無い亀だ、更に水質を改善させる事でこの湖の水をろ過してる存在だ

大きさも2メートルほどだし無害なら水質改善の為に欲しいとは思う、淡水に限るから島には連れていけないがな~、あっ、天空の島に池作ってそこで飼うのはありか?、あ~でもあそこじゃ小さすぎるか~、島の面積的に問題があるな~、まぁ亀はあきらめるか

俺は湖の向こう側まで渡って来た、ここからさらに樹木は巨大化し鬱蒼とした森が広がっている

早速のお出迎えかな~、もしくは門番的な感じかな~


ジャイアントダークエルダートレント

これはまたでかいな~

15メートルくらいあるんじゃないか?、それが何匹も居るな~

近くには3匹だな、森の奥へ行くには倒さないと後々面倒そうだ

ブレードを飛ばして幹に切れ込みを入れる

太い枝がいくつも上から振り下ろされてきた

なかなかの速さだがその程度では食らわんよ

ズズゥ~ンッ!

1本伐採完了~

今度は尖った根っこが地中から生えて刺してきた

甘い甘い~

ズズゥ~ンッ!

2本目伐採完了~

周りの木から蔓が伸びてきて俺を拘束しようとしてきた

ブレードで全部切断してやった

ズズゥ~ンッ!

3本目伐採完了~

これも良い木材になりそうだし回収しておく、これだけの量があれば豪邸を丸々一軒建てられるんじゃないか?、もしくは宿舎とかもいけるかも、後で使い道を考えてみるかね~

さ~て、先へ進んでみますか

しばらく進むと大きな反応がある

全長20メートル級だな、この大きさってそうそう居ないぞ

ドラゴンかはたまた別の物か、警戒しつつ近づいてみる

高い木の上から目視できるぎりぎりの距離から見てみると

あれはドラゴンか?、所謂地竜じゃないか?

スキャニングアイ!


名称:エンシェントアースドラゴン

概要:皮膚は鋼鉄のように固く、重量を活かした突撃に注意が必要、比較的温厚な性格、ただ縄張りに侵入したものに襲いかかる習性がある

魔石×1、表皮×500、角×4、牙×6、爪×12

価格:魔石5ディアルム、表皮50ディアルム、角8ディアルム、牙6ディアルム、爪12ディアルム

備考:魔石は様々な用途に使用される、表皮は主に防具に使用される、角、牙、爪は主に武器に使用される、古代から存在している竜種の内の1種、古代の森以外にも生息地はいくつか存在している


これはまた良い獲物が居るね~

こいつを倒してもポイントが増えるのか確認してみるか

駄目ならほんとにもう本命でしか上げられない事になりそうだな

俺は巨体に突撃していった

俺を感知してからのドラゴンの動きは巨体とは思えない速さだった

森の樹木をなぎ倒しながら突進してくる様はド迫力だった

上に飛んで避けたので何の問題も無いんだがな

俺を見失ってキョロキョロしてるドラゴンの頭にブレードを刺し首周りを一周して切り裂く

流石のドラゴンも首を切断されては生きている訳もなく地響きと共に地面へ倒れた

収納に回収しておく、さてとポイントはどうなったかな?


ソースマテリアルランク 4

ソースマテリアルポイント 805/810


ありゃ~、増えてないか~、やっぱり本命が相手じゃないとポイント増えないのかもな~

後は空を飛んでるドラゴンとかなら可能性はあるかも

そっちは見つけられたらにしておくか

まずは本命を探すのに力を入れるとしよう

アースドラゴンの進んできた道が進みやすそうだったのでそのまま進んでみた

だがアルストフに遭遇する事は無いだろう、ドラゴンが生きていたのが何よりの証拠だろう

と言う事は何処かで道を外れて進まないといけないだろうな~

ここらへんかな?、ここから先は更に森の奥の方だと思うしこっちへ行ってみるか~

数十分ほど進むと辺りの気温が下がってきてる気がする

アルストフの痕跡かな?、氷瀑虎って言うくらいだ寒い所が好きなんだろう

となれば寒さの中心地点へ行けば居るんじゃないか?

しばらく進むと周りの景色が明らかに変わってきている

樹木が減り気温がどんどん下がっていっている

ついには雪が降り始めてきた、周りには木が凍り付いている物もある

地面も雪で覆われてきた、いよいよ本命が近いのかな~

更に進むともう周りに樹木は存在せず、いや樹氷なら存在しているな、天候も吹雪に変わっているし

視界はほぼ無いな、俺じゃなければ遭難確実だったろうな

なおも吹雪の中進んでいく

正面にうっすらと小山が見えてきた

おっと、この反応はついに見つけたぞ

大きさは10メートルほどもある4足動物のような姿、間違いなく氷瀑虎アルストフだろう

向こうも俺の存在に気が付いているようだ

両者ゆっくりと間合いを詰めていく


次話は討伐します


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