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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
75/138

70 辺境伯と面会&火山探索

アレクシオス辺境伯から頼まれました

火山に来て探索するよ



アレクシオス辺境伯に連絡が付いた

すぐに会いたいと言うので行く事にした

島に戻ってアメリ達に出かける事を話しておく

魔神関係だと言ったら心配されたが無事に帰る事を約束して出発した

グランフォート付近で降りて徒歩で街へ向かう

門でギルドカードを提示する前に一騒ぎになったが、辺境伯から連絡がすでに来ていたようですんなりと通された

現在は領主邸に来ている

「待って居ったぞ、魔神の情報があるらしいな」


「はい、まだ確証はありませんが怪しい場所を見つけたので何か仕掛けてくる、もしくは魔神が潜伏してる可能性があるのではないかと思いまして」


「そうか、詳しく聞かせてもらおう」

そこで俺は魔神の出没地域から何か大規模な魔法を使おうとしてるのではないか?と言う考えに至った事を告げた、もしそうなら危険な場所として残りの3か所を提示した

「...火山と湿地帯についてはどうとでもなる、問題は王都か、流石に私でも可能性の段階では手が打てないな、起こる事として何が考えられる?」


「王都に関してはリーンガルド皇国で起きた事か、もしくはもっと厄介な事が起きるかもと言う所ですね、火山はその物ずばり噴火させるんでしょうね、湿地帯はダンジョンですかね、毒関係とかもあり得そうだな」


「ブリアレン火山が噴火した場合どれほどの被害が出るか分からないぞ、王都で騒動があっても同じだが、湿地帯は周りに町や村が無く何か起きても被害が少ない、もしくは被害が出ないのでは?」


「毒関係だった場合厄介ですよ、毒に汚染された水とかが流れ込んだら土地が死にかねないですよ、そうなると農作物は全滅だろうし川に流れ込んだら周辺地域も死の大地になる危険性があります」


「それは厄介極まりないな、ベーダーよ貴公に頼めるだろうか?」


「まぁ魔神に関しては邪魔な存在ですし、乗り掛かった舟というかもう乗り込んだ船ですかね、対処しますよ」


「おお、そうか、王都に関しては時間が欲しいが有力貴族を通じて国王陛下に進言しておこう、火山と湿地帯の調査を任せたい」


「分かりました、引き受けましょう」


「宜しく頼むぞ」

俺は領主邸を後にした

王都は後回しだな、なら火山か湿地帯どっちが先か

う~ん、火山の方が被害が大きいかな、よしっ火山から行くとしよう

魔神が居るとは限らないが、居たら倒すと言う感じで良いだろう

ブリアレン火山は大小10個もの活火山で構成された火山地帯だ

サーチセンスで見るとあちこちに反応があるな

大きいのは多分ドラゴンだろう、小さいのは...トカゲっぽいしサラマンダーあたり?

ちょっと大き目な牛っぽい感じのや長い蛇のようなのなど多種多様に生息してるようだ

どれも普通では耐えられない高温の場所、溶岩の傍か中からの反応だな

問題の奴は見つけられないな、俺の予想が外れてるのかたまたま居ないのか

どちらにせよ魔物の数が多すぎるからな、狩っていくとしよう、ギルドへ土産を持って行ってやろうではないか、わ~はっはっは~

とは言えドラゴンをドンッ!って出す訳にもいかんだろうしな、サラマンダーっぽいのを倒してみよう

一応確認しておこうっと

スキャニングアイ!


名称:サラマンダー

概要:高温の体に身を包むトカゲ、あらゆる熱の影響を受けない

魔石×1、皮×1

価格:魔石1ディアルム、皮5万ディアー(無傷の場合)

備考:魔石は様々な用途に使用される、皮は熱に耐性が得られる防具などに加工される、高温の場所を住処にし縄張りに入るものへ無差別に襲いかかる


やっぱりサラマンダーだったようだな

皮は傷つけないように頭を切り落とすのが良いっぽいな

数は4匹、動き自体はなかなかに素早いみたいだな

俺にとっては止まって見える程度だがな~

ヒュンッヒュンッヒュンッヒュンッ!

サラマンダー討伐完了!、収納しとこう

その後牛っぽいの、フレイムベヒーモス

蛇っぽいの、フレイムサーペント

炎の蝶々、ファイヤーパピヨン

溶岩の中を悠々と泳ぐ亀、マグマタートル

耐熱薬の材料になるキノコ、ヒートマッシュルーム

やけどに効果が高い薬草、ブレイズグラス

内部に水分を多量に含む樹木、アクアツリー

溶岩を吸い上げて成長する樹木、ラヴァツリー

超高温の場所でしか育たない芋、ホットポテト

魔物だけでなく色々な素材も手に入った

魔神とか関係なくここは有益な場所だな~

この環境が壊されるのは確かに損失だ、魔神が居たら容赦はしないで良いだろう

この場所は俺の縄張りとする!

普通の人じゃこの高温に耐えられんだろうしな、気温90度以上だからな~

耐熱薬を使ってもせいぜい70度位までじゃないか?、まぁ少しくらいなら耐えられるかもしれんがな

にしても目的の魔神の姿が見えないのは厄介と言えば厄介だな

サーチセンスにも引っかからないんじゃな~

ドラゴンを見物にでも行くかな~、倒すかどうかは行ってから考えるか

やって来ましたドラゴンの住処!

居るね~、大きなドラゴンが1匹と小さなドラゴンが1匹居るな、親子だろう

しばらく様子を見てみたが気性が荒いと言う訳でもなさそうだな~

魔神関係でもなさそうだしな、ドラゴンは放置で良いかな

となると手掛かりが無くなったな

どうしよう?、ほんとにどうしよう?

.....んっ?

これは反応にかかった!、魔神だろうか?、火山からは離れた所に居るみたいだな

ちょっくら行ってみるか~


次話は魔神を倒すよ


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