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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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68 ドーズ島襲撃&魔神ドゥーアリア

やられたらやり返す!



別れ際セラフィーに物影に連れていかれキスを迫られた

仕方ないか、大人になるまでそれで我慢すると約束してくれた

ふぅ、なんとか試練を乗り越えたな

しばらくはのんびりしたいな~

ピピピッ!

「ご主人様!、現在ドーズ島が攻撃を受けています、敵の数は多すぎて計測不能、小型の海洋生物型の魔物だと思われます、迎撃中ですが数が多いので対処に難儀しております」


「分かったすぐに行く」


「了解しました」


「ちょっと急ぐよ」

「「はい」」

急いで島まで戻ってきた

うわぁ、これはなんだ?、黒い魚のような物が押し寄せてきてるな

数は確かに計測できねぇわ、数百万匹とかって数じゃね?

これは普通に攻撃しても意味が無さそうだ

もうこう言う時はまとめてドカ~ン!だ

フォトンブレードを16本取り出し準備する

「全員基地内部へ避難しろ!、基地内部に入り込んだ敵をせん滅するんだ」

全員が海から退避し終わったのを確認した後フォトンブレードを海へ落とした

各方面へ均等にブレードを配置する

発動!

一斉にブレードが伸び海水を瞬時に蒸発させる

ゴワゴワゴワ~~~!!!

ズドドドドドドドドドドーーーーーンッ!!!

水蒸気爆発により天まで届きそうな水柱を上げた

勿論基地は隔壁を閉鎖してあるので問題は無い

「ご主人様、基地周辺の生物の反応が残り数百になりました、また基地内部へ侵入した生物の排除が完了しました」


「周辺の残党狩りを行え、今夜は警戒体制を強化しろ」


「了解しました」

いったい何が襲って来たんだ?、ちょっと見てみよう

スキャニングアイ!


名称:ダークスウォームフィッシュ

概要:魔神の眷属、闇の魚の群れ、倒されると存在が消える

価格:無し

備考:魔神ドゥーアリアの眷属、闇の魔術で呼び出されており物理攻撃力は無い、精神に異常をきたす攻撃をしてくる、基本闇の塊なので倒すと消滅する


ほぅ?、魔神ドゥーアリアとか言うのが攻撃を仕掛けてきたと

ナタリアの事がばれたと言う訳か、居場所もばれてる所を見ると見張られていた、もしくはナタリアに何らかの目印が付いていた?、どっちにしろやられたらやり返す!、倍返しなんて生ぬるい事はせん!、千倍返しだ!、周辺を探ってみても近くには居ないか

「ちょっと攻撃してきた愚か者を倒しに行ってくる、すぐに戻るから待っててくれ」

「「はい」」

まずはダンジョンまで行ってみるか、何か手掛かりがあるかもしれん

ダンジョンまで来た、ここにもウジャウジャ居るみたいだ、俺のダンジョンへの入り口が分からず集まっているようだな、問題の召喚主はどこだ?

おっ!、アレかな?、ダンジョン内部に反応がある、きっとそうだろう、早速突撃だ~

そして発見した、最下層で瀕死になっている魔神ドゥーアリアだ、確かに見た目凄い美人...だったみたいだな、今はどす黒い血で汚れてばっちぃけどな

「俺の防衛システムですでにボロボロじゃないか、せっかくやられた仕返しを千倍返しをしようとしてたのにな」


「ぐっ、お前は誰だっ!」


「お前みたいな奴に名乗る名など無い、魔神ドゥーアリアとか言ったな、お前らみたいな害悪はこの世に要らん、無駄だとは思うが一応聞いてみよう、残り3柱の魔神は何処に居る?」


「っ!、何故そのことをっ!」


「まぁこれから死に行く者だし教えといてやるか、魔神フォルディケスとベラドゥスは俺が倒したんだよ、そこにお前も加わる、そして残りの3柱も加えてやろう、と言う訳だ居場所を教えてもらえんかね?」


「誰が貴様などに教えるかっ!」


「そうか、まぁ分かっていた、それじゃもう用は無い死んでもらおうか」


「くそがっ!」

細切れにして倒す

大きな魔石といかにも呪われそうな杖が落ちていた、名をエレミネイラと言うらしい

杖は俺の力で浄化したら何かに使えそうかな?

ちょっと詳しく調べてみたらソースの力を集め所持者を強化してくれるらしい、ただし持つ者の精神に作用して狂わせる力があるってなってるな

ふむ、浄化すれば伝説の杖みたいになるみたいだ、危険物はとっとと無害な物へ変えとこうか


名称:神威エレミネイラ

概要:神々の力を集め所持者を守護する杖

価格:測定不能

備考:ソースを集め所持者に力を与える、様々な術の補助が出来る、世界に1本しか存在しない神々が作りし杖、神樹ユグドラに神の金属オリハルコンで補強して作られている、過去魔神によって盗み出された事がある


おいっ!最後の文章!神々の武器が魔神によって盗まれてるじゃないか!

って事は巨大な棍棒も4本の剣もそうだったのかも、あの時は詳しく調べず材料だと思って鋳つぶしちゃったな、まぁ巨大な棍棒はそのままじゃ使えないんだ無理もない、4本の剣は叩き切っちゃったからどのみち使用不能だろう、今度から魔神の武器は壊さないように回収しよう、俺が浄化すれば神々の武器としてよみがえるしな、杖はナタリアに持たせておくのが良いかもしれん、何気にナタリアってソース量が多いんだよな~、もしかしたら思わぬ戦力になるかもしれん

それはそうとここをこのままにしとく訳にもいかんよな、あいつの血で汚れたままだしな

面倒だが奇麗に清掃しておく事にした

よしっ終わった~、それじゃ戻るとしよう~


次話は魔神の企みについて考えるよ


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