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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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67 ギルドへの報告&リーンガルドで女子会

ナタリアは無事に保護

リーンガルドで女子会の為、俺締め出し



アメリの誤解を解いた後

ギルドへの報告へ向かう事になった

それにはアメリも同行するそうだ

久しぶりに皆に会いたいのと自分が居れば説明する際に何かと融通が利くとの事

3人でギルドまでやって来た

すぐにギルドマスターの執務室へ通された

「待ってたぞ!、ってアメリも一緒だったのか、それとそちらの少女は誰だ?」


「まぁ待て、まずはシーサーペントの異常発生の報告からだ、結論から言うと問題は解決してきたからもう大丈夫だぞ」


「そうか!、良かったぞ、やっぱりベーダーに頼んで正解だったな、後で受付から依頼料の受け取りをしてくれ、でだ、他にも説明が必要なんだろう?」


「ああ、色々とあってな、シーサーペントの異常発生はあの場所にダンジョンが出来ていた事によるものだった、もうダンジョンは俺が攻略したから安心しろ、そしてダンジョンにはこの子が捕らわれていたんだ、名前をナタリアと言う、ダンジョン攻略後にこの子を保護したんだが行く当てがないと言うから俺が保護する事になった」

「私も事情を聴きその方が良いと判断しました」

「ナタリアなのだ、よろしくなのだ」


「そうか、俺はギルドマスターのバウントと言うよろしくな、何故ダンジョンに捕らわれていたんだ?」


「それはこの子の魔力を使ってダンジョンを稼働させていたんだろう、もう少しでスタンピードが起きる所だったよ」


「まじかよ、危なかったのか、ほんとにベーダーのおかげで助かったぜ」


「まったくだな、俺からの報告は以上だ」


「分かった、帰りに受付に行くのを忘れないでくれよ」

帰りに受け付けで緊急依頼達成の報酬を受け取った

せっかくだし色々と買い物をしておくか

「これからナタリアの服とか揃えないとだし色々と買い物に行こうか、勿論アメリの分もセラフィーの分も買いに行くぞ」

「わーい、買い物なのだ~」

「良いんですか?」

「依頼料も入ったし買い物の後は食事して戻ろうか、明日セラフィーの所へ行って説明しないとだしな」

「勿論同行させてもらいますからね」

「分かってるよ、アメリが居た方が説明と言うか誤解が無くて済むと思うしな」

「そうですね~、女子会って言うんですよね」

「どこでそんな言葉を?」

「ヤナさん達から伺いました」

「あいつら余計な言葉を教えやがって」

「女子会ってなんなのだ?」

「女の子たちだけで話し合いの場を設ける事らしいです、男子禁制が基本だそうです」

「面白そうなのだ、私も参加するのだ」

「勿論ナタリアさんの紹介がメインなので参加してもらいますよ」

「わ~いなのだ!」

なんかそこはかとなく嫌な予感がするな~

恐らく俺は締め出されるんだろうな~

はぁ、気が重い...

ナタリアを保護したのは俺だから仕方ないか


翌日

ヤナに島の警備を任せて皆でリーンガルド皇国へやって来ている

セラフィーにナタリアを紹介した所、腕を引っ張られ隅でプンスカ説教された

何とか宥めて後の事をアメリに任せる事にした、ここは逃げるが勝ちだ

他の人への説明は俺がする事になった、アメリ達は義理の母や姉になる人を連れて別室へと向かった

「まぁなんだ、国を救ってもらったのであまり強くは言えないが、セラフィーを嫁にやるんだ大事にしてもらわないと困るぞ」


「分かってます、ナタリアは事情がありまして、下手をすると皇都にやって来た魔神関係かもしれないので保護せざるを得なかったんでよ」


「なに?、それは詳しく話してもらえるのかな?」


「まだ確定事項では無いですが分かってる所だけならお話しします」


「宜しく頼む」

俺はクレスポートでシーサーペントの異常発生があった所から説明をした

異常発生は未発見のダンジョンからだった事

ダンジョンを攻略した所にナタリアが居た事

ナタリアは誰かに唆されて協力していた事

誰かと言うのが魔神の可能性が高い事

これらの情報を共有しておいた、守りの為の兵の増員も後々可能になるかもと言う考えもある

今の所皇族達には内緒で配備している訳だしな

「大体の所は理解した、それにしても魔人と言うのは厄介な連中だな」


「まったくですね、まぁ見つけたらすべて倒しておきますので安心してください」


「貴公が見方でほんとに良かった、セラフィーを悲しませないように頼むぞ」


「分かってます、ちゃんと責任は取りますのでご安心ください」


「うむ」

皇族への説明は終わった、女子会の方はまだまだかかりそうだな~

特にこれと言ってやる事が無い....

食材を調達にでも行くかな~

そういやサンドゴートってのがうまいと言ってたはず、探しに行ってみよう~

俺は近くの執事さんを呼び、皇族に食材調達しに出かける事を伝えてもらった

大体の出現場所は把握済みだ、目的地周辺まで行くとしますか~

もう少し向こうだな、おっ!、いたいた

完全に砂に埋もれているな、見た目じゃ全く分からない、確かにこれなら獲物も気が付かないだろう

山羊って何食べるんだ?、草じゃないのか?、獲物って事は小動物もしくは昆虫とか?

バサァ!

遠くに居るサンドゴートが何かに飛び掛かるのが見えた

あれはヘビだな、1メートルくらいだろうか?、山羊がヘビを咥えたまま砂に潜ろうとしている

砂に潜られる前に仕留めちゃうか

ヒュン!、スパッ!

近づいて収納する、ギルドで解体してもらって肉を持って帰ろう

1匹じゃ少ないからな5匹くらい持って帰ろう

俺は5匹のサンドゴートをギルドで解体してもらい、2匹分を引き取り残りは売却した

戻ると女子会は終わった模様、皆楽しそうにしてる所を見ると話はうまくまとまったようだな


次話は愚か者を成敗するよ


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