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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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56 お風呂でアワアワ&緊急事態発生!

アメリとお風呂だ~

楽しんでいたのに邪魔が入ったぞ

ゆるさん!



夜になり完成した露天風呂をアメリと一緒に入る事になった、やった!一緒にお風呂だ

勿論水着着用である、風呂で何かあったら色々とまずいからな

アメリは360度パノラマ風呂に興奮していた

「こんな景色を見ながらお風呂に入れるなんてすごい贅沢ですね、ベーダー様の規格外は最初からでしたけどこんな素晴らしい物を簡単に作れてしまうなんて、そしてそれを満喫できる私はなんて幸せ者なのでしょう、改めてありがとうございます」


「いやいや、俺もアメリの事が好きだから、アメリの幸せを考えるのは当たり前だよ」

スッとアメリの体を引き寄せて隣に座らせる

アメリも体を預けてゆったりとした時間が流れていく

こういう暮らしがしたかった、好きな人とゆったりと過ごす時間は他に変えられないものだ

俺はゆっくりと立ち上がりアメリを抱き上げる

「キャッ!」

「アメリ、奇麗にしてやろう」

「あ、あの、自分で出来ますぅ」

「だ~め、これは俺の特権みたいな物だ、とっておきの石鹸を使って洗ってあげるからね」

「ぁ、ぁぅ~...」

アメリを洗い場に運んで椅子に座らせる、真っ赤になってプルプルしてる、可愛い

俺がこの日の為に用意しておいた椿油配合の石鹸だ、これで隅々まで洗って奇麗でモフモフなアメリを作り上げよう

アワアワになったアメリをわしゃわしゃと更に泡まみれにしていく

「ベーダー様ぁ、泡がすごくて何も見えません~」

「もう少しの辛抱だぞ~、もう洗い終わるからな~、よしっ、泡を流すぞ~」

シャワーで泡の塊になったアメリの泡を流していく

「きゃぁ!」

「ごめっ、見てないって言い訳はしないよ、しっかりと見ました」

アメリの水着がずれて見えてしまった

「もう、ベーダー様のエッチ!」

すぐに水着を直して隠してしまった、残念なような安心したような、複雑な気分だ

その後はドライヤーで乾かし奇麗になったアメリはすべすべのモフモフだった

その夜はまた長い夜になった


次の昼頃にアラートが鳴り付近を海賊船が商船を追いかけていると報告があった、ここはヤナ達の実力を見るにもちょうど良いだろう

「ヤナ、ジュンコ、シホ、オイチ、追われている商船を助け海賊船を沈めてこい、お前達なら問題は無いだろうが油断するなよ」

「「「「了解しました、出撃します」」」」

ヤナ達は船に乗り出撃していく

「彼女達は大丈夫でしょうか?」


「問題ありませんよ、戦闘力だけで見ればそこいらの海賊では相手になりませんし、危険があるとすればドラゴンとかが相手の場合くらいじゃないですかね」


「そんなに強いんですか?」


「元の性能に加えて俺が強化させたのでかなりの実力が備わってますよ」


「やっぱりベーダー様は規格外ですね~、ギルドでも持ち込まれた魔物の処理が大変だったんですよ~」


「はっはっは、ごめんごめん、でもあれでも手加減した提出なんだよ、本来はもっと大量で強い魔物も倒してますよ、グランフォートのマスターには話してあるけどね、この世の終わりレベルの魔物が居ましたから、スタンピードの時にね」


「はぁほんとにベーダー様は無茶をするんですから、居なくならないでくださいね」ギュッ!

抱きついてきたアメリをやさしく包んであげる

「大丈夫だよ、俺はアメリの前から居なくなる事は無いから、約束するよ」


「絶対ですからね、約束しましたからね」

アメリの頭をやさしく撫でて落ち着かせる

2時間ほどしてからヤナ達が帰ってきた、後ろに海賊船を曳航しながらだった

「ご主人様報告致します、追われていた商船は無事救助できました、軽傷者が2名居りましたが対処できるとの事でしたので彼らに任せました、海賊は討伐し生き残りは商船へ引き渡してきました、海賊船は無人なったので持ち帰りました」


「ご苦労、船は俺が預かっておこう、後でどうするか考えるとする、皆はメンテ後自由行動とする」


「「「「了解しました」」」」

船は収納にしまっておく

厄介ごとは終わったしアメリとのひと時を楽しむとするかね~


時が経つのは早いもの、あれから1か月近くが経った、週に3回ほど魔物を狩りギルドへ持ち込みに行く

次いでに収納してあった海賊船なども引き渡しておいた

毎日が幸せ日和で楽しいな~

そんなある日の昼下がりだった、突然の異常事態が発生した

セラフィーちゃんにあげたお守りが反応した!

あれは自分達でどうにもならない時に使うように言ってある物だ、セラフィーちゃんの身に何かあったんだろう、こうしてはいられんな

「アメリ、セラフィーちゃんの身に何かあったようだ、行ってくる」

「っ!、お気をつけて行ってらっしゃいませ」

「ああ、ちょっと行ってくるよ」チュッ!

アメリに口づけをして外へ出る、アメリは手で顔を隠して恥ずかしがっている、うむ良い物が見れた

「ヤナ、ジュンコ、シホ、オイチ、戦闘準備だ」

「「「「了解しました」」」」

俺は収納からヴォイドハーミットを出した

「総員所定の位置につけ!」

「「「「はっ!」」」」

「ヴォイドハーミット発進!目的地リーンガルド皇国皇都上空!」

ヴォイドハーミットは段階的に加速をしものの数秒で皇都上空付近へと到達した

「これはまるで戦争じゃないか...だが戦っているのは魔物だな、ヤナとジュンコはゴレムロイド兵を率いて魔物の殲滅を行え、シホはスナイパー部隊を率いてここから援護射撃だ、オイチはワーカー部隊を率いて市民の救助をしろ、戦闘用ドローンも全機発進させろ、俺は皇都の城へ行ってくる、魔物共を駆逐しろ!」

「「「「了解しました」」」」

さて、何があったのか確かめに行くとするか


次話は邪魔者の始末だ~


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